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引用元:日経Gooday
 
 
 
 
 

■「血管年齢」とは?


 
 
今回のテーマは、「血管年齢」についてです。血管年齢とは、血管の状態を測る一つの指標で、血管年齢が実年齢よりも高ければ動脈硬化がかなり進んでます。
 
 
反対に実年齢よりも血管年齢が若ければ、健康と判断することができます。メタボ対策をしっかり行なうことによって、血管年齢を若く保つことができます。
 
 
血管年齢は医療機関で簡単に調べることができます。


生活習慣を改善するめの指標として血管年齢を計測されることをオススメします。





■ 血管年齢の若返りが期待できる食べ物とは?




血管年齢の若返りが期待できる食べ物は以下のとおりです。



(1)青魚(いわし、さば、さんまなど)

(2)大豆食品(納豆、豆腐など)

(3)海藻類

(4)キノコ類

(5)野菜

(6)ナッツ類

(7)お茶(緑茶、コーヒーなど)

(8)お酢






 

■ 血管が老化する問題とは?


 
血管が老化すると動脈硬化が進み、脳梗塞や心筋梗塞などを発症するリスクが高まります。


こうして脳血管疾患や心疾患は常に我々日本人の死亡原因の上位にあります。
 
 
ですので、こうした血管事故を防ぐためには血管を若く保つことが大切なんです。
 
 
血管の老化=動脈硬化と考えて下さい。動脈硬化が進めば心臓や脳の動脈が詰まったり、破れたりすれば、運良く助かっても、後遺症が残る可能性が非常に高いです。
 
 
そうなれば、日常生活に支障をきたすことになりますので、メタボ対策が重要です。メタボ対策をしっかり行なうことによって、血管年齢を若く保つことができます。
 
 
 
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出典:tokangroup.co.jp
 
 
 

▼ 『健康な血管』



血管の内壁は薄く正常です。血液は7ミクロンという細い隙間も淀みなく流れます。
 
 
 

▼ 『狭くなった血管』



血管壁が硬くなり、血液中の脂質、糖質、タンパク質などの増加によって、赤血球・白血球は粘りつき、血小板は凝固してドロドロした状態になってしまいます。
 
 
 
 
 

■ 生活習慣を正す覚悟はありますか?


 
血管の老化を出来るだけ抑えるためにも、生活習慣を正す必要があります。何かとストレスの多い現代社会においては、ストレスを避けることはできません。
 
 
ですから、日々血管事故につながるような要因を積み重ねている事実を受け入れなければなりません。そうすることで、ご自身の健康に対する意識が変わります。
 
 
血管事故を防ぐには生活習慣を改善し、血管も若さを保つ必要があります。
 
 
動脈硬化が進むと必然的に血管は、硬く厚くなるので血の流れが早くなってしまいます。早く血が流れるほうが健康のように思えるかもしれませんが、実際は逆です。
 
 
動脈硬化が進めば、血管の内壁は傷つきやすくなり、次第に血圧が上昇していきます。そうすると血管が詰まったり破れたりする血管事故が起きてしまいます。
 
 
 
 
 

■ 血管の老化を抑えるには?


 
しかし、そうはいっても人間誰しも老いていくわけですから、血管が老化するのも自然の摂理にかなったことなので仕方がありません。しかし老化を抑えることはできます。
 
 
そのためにも一つの指標としてご自身の「血管年齢」を調べることをおすすめします。
 
 
これにより老化の進み具合を把握できますし、血管年齢が年相応、もしくは若ければ全く心配する必要はありませんが、血管年齢が実年齢を上回っているのであれば問題です。
 
 
すでに動脈硬化が進んでいて、血管事故のリスクが高まっている状態にあります。ですので、生活習慣を改善することで、血管年齢を若返らせる必要があります。
 
 
今では加速度脈拍計という器械を使えば簡単に血管年齢を測ることができます。
 
 
加速度脈拍計は、「心電図」をとるのと同時に指先にセンサーを装着することによって、心臓から指先までどれくらいの早さで血液が流れたかを測ることができます。
 
 
血管の老化をできるだけ抑えるためにも、健康的な生活習慣が何より大切です。バランスのとれた食事、適度な運動、質の高い睡眠などが基本です。頸動脈の内壁の厚さも血管年齢を調べる方法の一つとされています。
 
 
 
 
【出典動画】吉田たかよし先生
 
「血管年齢」について