
■ 今回のテーマは「体の不調を改善する手指まわし」
今回は、著書「すごい手指まわし
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最近手指の不調に悩まされている方が増えているようです。
例えば、ある日突然ペットボトルのフタを開けようとすると強い痛みが生じたりします。
これまでこうした手指の不調は、中高年の方(特に女性)に多くみられる症状で、医療機関を受診しても「加齢による関節炎」と診断されてしまうケースが圧倒的に多かったようです。
しかし、「手指まわし」の考案者であるYUKARIさんいわく、最近はスマホやパソコンの長時間利用によって、年齢や性別に関係なく、手指がガチガチに固くなってしまい、手指の不調に悩まされている方が増えているようです。
■ 手指回しが必要な人とは?
若い方の場合、しばらくすると元の状態に戻るので、そのまま放置してしまうケースが多く、ある日突然手指に強い痛みが生じて、仕事だけでなく日常生活に支障をきたすケースが少なくないのだとか。
そうならないためにも、手指まわしを習慣化されることをおすすめします。
手指まわしを習慣化することによって、全身の血流が改善するので、手指の不調だけでなく、肩こりや首コリなど全身の不調を改善する効果が期待できます。
以下のような不調を感じたら手指回しを実践してください。
・昔の指輪が入らない
・ペットボトルのふたが開けにくい
・朝起きると手が動かしにくい
・会計の際に小銭がつかみにくい
・シャツのボタンをうまく外せない
■ 手指まわしでしっかり予防
しかし、手指に痛みがないからといって、「自分の手は健康だから大丈夫」と安心するのは早すぎます。
私は以前毎日10時間以上パソコを使用しながら動画を作成する仕事をしていたのですが、ある日左手の小指と薬指が突然感覚がなくなって動かせなくなってしまったことがありました。
次の日には普通に動かせるようになったのですが、あまりも突然だったのでパニックになりました。
当時を振り返ってみると、生活は不規則、運動はほぼゼロ、食事はコンビニ弁当か外食で済ませてました。
毎日納期に間に合わせるため必死に働いていたので、身体に相当な負担をかけていたのだと思います。
体の不調はそうした状態を改善することを促すためのサインなんだと思い知らされました。
ですので、以前より指全体が太くなったり、関節がふくらんだりなど、体に何らかしらの異変があれば、年齢に関係なく、血行不良によるむくみ、靱帯や関節などの硬化が始まりだしていることを知らせるサインだと思って下さい。
■ 手指まわしの効果とは?
手指まわしで関節をケアすることによって、血行が改善して手指のトラブルが改善し、手がきれいになります。
それだけではありません。
同じように足の指をまわすことによって、全身の血流が改善するので、肩や首のコリ、腰痛、ひざ痛、冷え、むくみまで、さまざまな不調が軽減します。
手指まわしを行うことによって、以下の病気や不調が予防・改善されます。
■ 手指まわしは習慣化することが大事
何もしないで手指の不調を放置してしまうと、硬くなった筋肉を動かそうと関節の負担が増えてしまうので、痛みや変形、50代以降に多いバネ指や、しびれなどの不調が生じてしまいます。
そうした手指に関するトラブルも「手指まわし」を習慣化することで予防・改善することができます。
手指回しの効果をより高めるために意識してほしいことが以下の通り3つあります。
指まわしを行うタイミングについてですが、基本的にいつでもOKです。
ただし習慣化するために起床後や就寝前、仕事の合間、テレビを見ているとき、お風呂に入っているとき、など「ながら」がおすすめです。
手指まわしをすると次第に手が温まり、指先から血液がめぐって血行が良くなるので自然と体もポカポカと温まるので、更年期の不調の予防や改善にも効果的です。
■ 手指回し基本の5つのケア
最後に手指回しの考案者であるYUKARIさん自ら手指回しの基本ケアを解説している動画とそのやり方をご紹介させていただきます。
■ 手指まわしのやり方
・指中の関節をゆっくりまわしながら動かします。
・小指から始め、第3、第2、第1関節と指先に向かって関節をゆっくり左右にまわします。
(注)動きが悪い関節は、痛くない程度に念入りにまわしましょう。
・小指から始め、第3、第2、第1関節と指先に向かって関節をゆっくり左右にまわします。
(注)動きが悪い関節は、痛くない程度に念入りにまわしましょう。

■ 関節ほぐしのやり方
・関節の周りをやさしくほぐしながら関節が動くのを意識します。
・指の第1関節を持って、指の腹で関節をやさしくもんで、ゆっくり曲げたり引っ張ったりしながらほぐします。
・関節ほぐしは親指から始めて、第1、第2、第3関節と続けます。
・指の第1関節を持って、指の腹で関節をやさしくもんで、ゆっくり曲げたり引っ張ったりしながらほぐします。
・関節ほぐしは親指から始めて、第1、第2、第3関節と続けます。

■ 指のばしのやり方
・指の側面をやさしく刺激しながら指先まで血流を促します。
・指の側面を人差し指と親指で挟み、根元から指先までスライドさせながら揉みます。
・爪の横まで揉んだら、最後は「スポン」と指を引き抜くように引っ張りながら手を離します。
・指の側面を人差し指と親指で挟み、根元から指先までスライドさせながら揉みます。
・爪の横まで揉んだら、最後は「スポン」と指を引き抜くように引っ張りながら手を離します。

■ 手のひらほぐしのやり方
・こりがちな手のひらをほぐします。
・手の手根部の中心をつかんで、筋肉を動かすように親指で上下にこすります。
・親指側のふくらんだ部分をほぐすために手根部の中心から親指を滑らせながら刺激します。
・小指側のふくらんだ部分も同じように刺激します。
・手の手根部の中心をつかんで、筋肉を動かすように親指で上下にこすります。
・親指側のふくらんだ部分をほぐすために手根部の中心から親指を滑らせながら刺激します。
・小指側のふくらんだ部分も同じように刺激します。

■ 手首のばしのやり方
・片方の手でもう一方の手の付け根を持ちながら手首を左右にひねります。
・次に、手首を引っ張るります。そのさい、引っ張られたほうのひじは動かさないようにします。
(注)手首の関節を動かすよう意識しながら行うってください。
・次に、手首を引っ張るります。そのさい、引っ張られたほうのひじは動かさないようにします。
(注)手首の関節を動かすよう意識しながら行うってください。

出典:すごい手指まわし
すごい手指まわし・基本のケアをやってみましょう
■ 指回しの効果に関するまとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は手指の健康を守る「指回し」についてまとめさせていただいたわけですが、いかがだったでしょうか?。
私は仕事の合間に手指まわしを行っているのですが、指をまわすことによるリラックス効果でイライラを抑えてくれますし、集中力を高めてくれます。
本書には症状別に予防・改善効果のある手指回しの方法が図解でわかりやすく解説されています。
また、YUKARIさん自ら実演しながら手足の指まわし解説している動画が何本もありますので、是非こちらの方もご覧になってみてください。