
■ 今回のテーマは「骨たたき」
今回は、著書「医者が考案した 骨粗しょう症を防ぐ 1分間骨たたき
骨は40歳を過ぎると確実に弱っていくのだそうです。そして、それを逃れることは誰も出来ません。何もしなければ骨はどんどんスカスカになってしまいます。
著者の中村光伸先生曰く、日本人の多くがすでに「骨ボロ」状態なのだとか。事実骨粗鬆症の患者さんは1300万人に達しています。
すでに国民病といってもいいくらいの状態にあるので40歳を過ぎた方にとって骨粗しょう症は他人ごとではありません。ということで今回骨粗しょう症の予防効果に優れた骨たたきをご紹介させていただきます。
■ 骨粗しょう症がなぜ怖いのか?
しかも怖いのは、「自分では骨が強いのか弱いのか分からない」ということです。折れてしまうと元の状態に戻すのは非常に困難で、そのまま要介護となってしまうケースが多いのだとか。
骨がスカスカになると悲しいくらいあっけなく骨は折れてしまいます。特に骨折しやすいのは次の4カ所です。
中村先生の患者さんの中には、自宅でちょっと転んだだけで、生活が一変してしまうケースが沢山あるそうです。
『動けなくなると寿命が加速てきに短くなる!』
例えば大腿骨が折れてしまうと現代の医学をもってしても中々治らないのだそうです。そうすると1人で出歩くことができなくなります。
動けなくなると骨だけでなく筋肉も衰えてしまい、全身の血流が悪化して、免疫機能が低下してしまうため、様々な病気を引き起こす原因となります。
体が自由に動けなる弊害はこれだけではありません。脳の働きも悪化して記憶力や認知力も低下し、やがて寝たきりになってしまう。そういったことが現実に沢山起こっているのだそうです。
■ 牛乳やサプリを飲んでも骨は強くならない
「私は毎日牛乳飲んでるからだいじょうぶ」、「サプリでカルシウムを摂ってるから大丈夫」と思われている方、要注意です。
確かにカルシウムは骨を丈夫にしてくれる栄養素の一つですが、それだけでは骨は強くなりません。骨を強くするには刺激が必要なんです。
骨の強さは、骨をつくる細胞(骨芽細胞:こつがさいぼう)と骨を壊す細胞(破骨細胞)の働くバランスで変化するためです。
刺激がないと例え牛乳やサプリを飲んでも「骨を壊す細胞」がどんどん強くなり、骨はもろくなってしまいます。
■ 骨たたきで骨を強くするメカニズム
そこで、今回中村先生が自ら考案された「骨たたき」で骨に刺激を与えてあげると「骨をつくる細胞」が元気に働き、骨は確実に強くなります。
また、骨タタキを実践すると「オステオカルシン」の分泌を促進してくれます。オステオカルシンは、骨がつくられるときに分泌されるホルモンです。
実は最近の研究によって、からだを若返らせる効果があることも明らかになっています。
骨は体を支える柱としての役割だけでなく、健康のために必要なホルモンを分泌する臓器としての役割もあるので、骨は、いつまでも健康で生きていくための若さの源なんです。
■ 他にもある骨たたきの凄い効果とは?
骨たたきは骨を丈夫にすだけでなく、以下のような効果も期待できます。
■ 骨たたきのやり方
整形外科医が教える1日1分で骨を強くする骨たたき
■基本の骨たたきのやり方
(1)イスに腰掛けてひざを直角にします。
(2)ひざに近い部分を軽く握ったコブシを胸の位置からおろす感覚でひざを叩きます。
(3)左右の腕を交互に振りながら、左右のひざを交互にたたきます。これを1分間行います。
(注1)力任せに叩きつけるように叩くのはNG
(注2)できるだけ筋肉がうすいひざに近い部分を叩きます。
(注3)太ももの真ん中あたりを叩くと効果が激減します。
(注4)姿勢が悪い状態で叩いても効果は半減します。
(2)ひざに近い部分を軽く握ったコブシを胸の位置からおろす感覚でひざを叩きます。
(3)左右の腕を交互に振りながら、左右のひざを交互にたたきます。これを1分間行います。
(注1)力任せに叩きつけるように叩くのはNG
(注2)できるだけ筋肉がうすいひざに近い部分を叩きます。
(注3)太ももの真ん中あたりを叩くと効果が激減します。
(注4)姿勢が悪い状態で叩いても効果は半減します。






出典:医者が考案した 骨粗しょう症を防ぐ 1分間骨たたき
■ まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。「骨たたき」は、いかがでしたでしょうか。骨たたきは、つらいトレーニングやストレッチを行う必ようがありません。
1日1分間(朝晩2回やることをおススメします)骨を叩くだけなので、スキマ時間を利用しテレビを見ながら、本を読みながら行うことができます。
習慣化しやすい点も「骨たたき」の大きな魅力です。骨粗しょう症の予防をはじめ健康を促進するために少しでも参考になれば幸いです。