
■ 今回のテーマは「腹筋革命」
今回は、著書「「そる」だけでやせる 腹筋革命
著者の中村尚人先生は、理学療法士、ヨガインストラクターとして、Studio TAKT EIGHT(タクトエイト)主宰し、医療とボディーワークの融合・予防医学の確立を目指して毎日患者さんや生徒さんと向き合っています。
そる腹筋は、トレーニング効果が「縮める腹筋」よりも20%UP、「プランク」よりも50%UPし、しかも疲労感は1/3なので、運動嫌いな方でも習慣化することができます。
■ 「そる腹筋」の健康効果とは?
そる腹筋は、つま先を上げて、鼠径部を引き、腕を後ろに組んだ状態で天井を向きながら状態を後ろにそらすだけなんですが、腹筋だけでなく全身の筋肉を効率よく刺激します。
全身の筋肉を刺激することで、次第に血流が良くなります。血流が改善すると代謝と免疫力がアップするので、痩せやすい体質に改善し、様々な体調不良や病気の予防改善につながります。
実際に60歳の女性が3ヶ月間そる腹筋を実践したところ体重が4.9kg痩せ、40歳の男性は同じく3ヶ月そる腹筋を実践して4.1kgやせています。
食事制限を一切していないので、この数字は本当に凄いと思います。ちなみにそる腹筋の主な効果は以下のとおりです。
■ そる腹筋のやり方
■ そる腹筋のやり方(後ろにそる)
(1)足の指と(土踏まずの)アーチを引き上げます。
(2)鼠径部(そけいぶ)を後ろに引いたままの状態をキープします。
(3)手を組んで頭の後ろに持って行きます。
(4)首を引っこ抜くイメージで上へ伸ばします。
(5)息を吸いながら、ひじを少し押し出すように。
(6)天井に顔を向けてお腹を薄くしていきます。(この状態を5~10秒キープ)
(7)息を吐きながら元の状態に戻します。
(2)鼠径部(そけいぶ)を後ろに引いたままの状態をキープします。
(3)手を組んで頭の後ろに持って行きます。
(4)首を引っこ抜くイメージで上へ伸ばします。
(5)息を吸いながら、ひじを少し押し出すように。
(6)天井に顔を向けてお腹を薄くしていきます。(この状態を5~10秒キープ)
(7)息を吐きながら元の状態に戻します。

■ そる腹筋のやり方(サイド)
(1)足の指をあげて、鼠径部を後ろに引いて後ろで手を組むまでは、同じです。
(2)その状態から、息を吸いながら、右のひじを押し出し右の胸をひろげて、20度くらい横にそります。(この状態を5~10秒キープ)
(注)目線は常に斜め上を意識し、下を見ないようにしてください。
(3)息を吐きながら元の状態に戻ります。
(4)反対側も同じように行います。
(2)その状態から、息を吸いながら、右のひじを押し出し右の胸をひろげて、20度くらい横にそります。(この状態を5~10秒キープ)
(注)目線は常に斜め上を意識し、下を見ないようにしてください。
(3)息を吐きながら元の状態に戻ります。
(4)反対側も同じように行います。


■ そる腹筋のやり方(ツイスト)
(1)足の指をあげて、鼠径部を後ろに引いて後ろで手を組むまでは、同じです。
(2)その状態から、息を吸いながら、カラダを横にツイストします。(この状態を5~10秒キープ)
(注)目線は常に斜め上を意識し、下を見ないようにしてください。
(3)息を吐きながら元の状態に戻ります。
(4)反対側も同じように行います。
(2)その状態から、息を吸いながら、カラダを横にツイストします。(この状態を5~10秒キープ)
(注)目線は常に斜め上を意識し、下を見ないようにしてください。
(3)息を吐きながら元の状態に戻ります。
(4)反対側も同じように行います。


■ まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。いかがでしたでしょうか。そる腹筋を実践することで腹筋だけでなく、さまざまな美容と健康効果が得られます。
中村先生は、足の指をあげて、鼠径部をひいて、胸をひらけば、ほとんど体はよくなると断言されています。
私自身そる腹筋を実践して、あらためて「胸を開くことがこんなに気持ちいいことだったんだ」と気づかされました。少しでも参考になれば幸いです。