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■ 今回のテーマは、夜間頻尿対策


 
今回は、NHKの人気情報番組『ガッテン』で放送された朝までぐっすり快眠!夜、トイレに起きないための新秘策についてまとめさせていただきました。
 
 
快眠、安眠を妨げるものの一つに夜中に何度もトイレに行きたくなる「夜間頻尿」があげられます。驚くべきことに日本排尿機能学会の調査によりますと、夜間頻尿がある人は今現在日本で4,500万人もいるんです。
 
 
ご高齢の方だけでなく、比較的若い方の間でも広がっているようです。今回番組内で夜間頻尿の原因と対策について解説されていたので、その方法をシェアさせていただきます。



 

■ 夜間頻尿の原因とは


 
これまで夜間頻尿の原因として以下のものが指摘されていました。
 
(1)過活動膀胱
(1)前立腺肥大症
(2)多飲・多尿
(3)不眠症
(4)睡眠時無呼吸症候群
(5)高血圧症
(6)高脂質症
(7)糖尿病

 
しかし、今回ガッテンでは、夜間頻尿の新たな原因として、「日中に摂取した水分がふくらはぎの部分にたまってしまう」と、指摘しています。
 
 
 
 

■ ふくらはぎは第二の膀胱だった!


 
私たち人間の体は、体内の水分を一定に保つため、食事や飲み物などで摂取した水分を腎臓を介しておしっこにして体の外に排出していますよね。
 
 
しかし、加齢が進むと血液を循環させる機能が低下し、足の血管から水分が漏れて、ふくらはぎ周辺にたまってしまいます。
 
 
そして、夜布団に入って横になると水分が再び血管に戻って、増えた血液を減らすために、おしっこが作られてしまい、これが夜間頻尿につながってしまうんです。
 
 
私の父は夜の8時以降は水分をとらないようにしているにもかかわらず、多いときで日に5回トイレに行くために目が覚めてしまい、長期間にわたって不眠に苦しめられていました。
 
 
ふくらはぎはまさに「第二のぼうこう」のような働きをしているので、ふくらはぎにたまった水分をどうにかしないと夜間頻尿は改善しません。
 
 
 
 

■ 最新の夜間頻尿対策とは!?


 
今回番組内で紹介された夜間頻尿対策は、副作用が一切ない以下の三つのものになります。
 
 
(1)弾性ストッキング
(2)足上げ
(3)減塩

 
 

『弾性ストッキング』


 
弾性ストッキングは、ドラッグストアなどで市販されているむくみ対策用のソックスでOKです。番組内でおススメされていたのは、締めつける面積が少ないハイソックスタイプです。
 
 
私個人的には、こちらをおススメさせていただきます。『血液循環の活性化に作用!究極のサポートソックス
 
 
ただし、糖尿病などの持病を抱えている方の場合、使用するに当たって注意が必要です。かかりつけのお医者さんや泌尿器科などにご相談されてからご使用ください。
 
 
 
 

『足上げ』


 
図にありますとおり、足の下に柔らかいものを置いて足先が10~15cmほど上がるようにし、この状態で30分ほど横になります。足上げを行うタイミングはお昼から夕方にかけてがいいようです。
 
 
ただし、足上げを行っているさいに寝てしまうと夜中に眠れなくなってしまう可能性があるので、足上げを行っている間は眠らないようにご注意ください。
 
 
また、無理のない範囲で行うようにしてください。万一痛みを感じた場合は速やかにやめてください。
 
 
 
 

『減塩』


 
塩分を摂りすぎるとふくらはぎに水分がたまりやすくなってしまうので、夕方以降の水分摂取はご注意ください。特に晩酌される場合は、味が濃いものを好んで食べる傾向が強いので、塩分の摂りすぎにご注意を!
 
『出典』 ガッテン
 
 
 
 

■ まとめ


 
最後までご覧いただきありがとございます。今回はガッテンで放送された「最新の夜間頻尿対策」を紹介させていただいたわけですが、いかがでしたでしょうか?。
 
 
個人的には足の血液循環を良くするために、ウォーキングやスクワットなどのエクササイズとお風呂でふくらはぎをマッサージする方が効果があるように思いました。
 
 
しかし、習慣化するのが大変ですよね。その点「弾性ストッキング」は、履くだけででいいので、高齢の私の父にぴったりでと思い、早速すすめてみます。何か参考になれば幸いです。