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■ 手根管症候群とは?
 
 
今回は、中高年の女性に多いとされる病気「手根管症候群」についてです。手根管症候群は、手首にある正中神経という神経が締め付けられて指先(小指以外)がしびれ、徐々に指が動きにくくなります。残念ながら手根管症候群は、あまり知られてません。
 
 
しかし、手根管症候群に悩まされている患者さんの数はかなり多いです。現代人の多くがマウスを使ったパソコン作業に追われているので知らず知らずのうちに手を酷使しています。
 
 
ですので、手根管症候群の症状が出始めていても、打ち身による痛みと勘違いし、そのまま放置してしまうケースが多いのが現状です。我慢してそのまま手を酷使し続けて症状を悪化させてしまいがちです。
 
 
安静にすれば症状が軽減することもありますが、悪化させてしまうと手術を要することもあります。しかし、しびれの診断は結構難しいので、もししびれが生じたら速やかに受診されることをおススメします。
 



 
■手根管症候群の原因とは?
 
 
手根管症候群は、手の指に慢性的な「しびれ」や「痛み」が生じる病気で、40代から60代の女性に多いとされており、なんと!全体の約7割にあたります。女性の場合、家事と仕事の両方で手を良く使うため、男性よりも発症しやすいといわれています。
 
 
手根管症候群の主な原因は、「手根管」という管の中に指を曲げるなどの動作を行なうために必要な筋肉の腱があり、これらに圧力が加わることで、しびれなどが生じます。その手根管という管の中には以下のものが通っています。
 

(1)正中神経
 
(2)深指屈筋腱
 
(3)浅指屈筋腱
 
(4)長母指屈筋腱
 
(5)橈側手根屈筋腱

 
正中神経は、手根管を通って親指、人差し指、中指、薬指の4つに分かれているので、手根管症候群になると小指以外の4本の指や手のひらに痺れや痛みが生じます。手根管症候群は、依然として決定打となる原因が明らかにされていません。
 
 
比較的多くの患者にみられるのが、仕事で手を酷使したり、手の骨の骨折にによって管に圧力が加わったり、妊娠のむくみだったり、透析治療による副作用などがあります。
 
 
 
 
 
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■ 手根管症候群の主な症状とは?
 
 
繰り返しになりますが、手根管症候群の初期の段階では親指、人差し指、中指、薬指の親指側に、しびれや痛みが起こり、夜間がとくにその症状が顕著に表れます。
 
 
その症状が激しくなると夜間寝ているときに痛みやしびれで目が覚めてしまいます。こういった場面に遭遇した場合、手を振ったり、指の運動をすると痛みが和らぎます。
 
 
そのうち治ると思って、そのまま放置してしまうと親指の付け根にある母指球筋という筋肉がやせ細り、手を使った細かい作業を行なうことができなくなります。中でも親指と他の4本の指を一緒に使って行なう動きが難しくなります。
 
 
 
 
 
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■ 手根管症候群の検査方法とは?
 
 
手根管症候群の検査方法として代表的なのが以下の2つです。
 

(1)ティネル徴候
 
(2)ファーレン徴候

 
(1)のティネル徴候は、手首を診察用ハンマーなどで軽くたたくと、親指や薬指に痛みやしびれが生じることで手根管症候群である可能性が高いと判断します。
 
 
(2)のファーレン徴候は、胸の位置で手の甲と手の甲を合わせるポーズをとることで、手のしびれや痛みが強まった場合を手根管症候群だる可能性が高いと判断します。
 
 
 
 
 
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■ 手根管症候群の治療について
 
 
手や指のしびれや痛みが軽症である場合は、手首に負荷がかからないようにするために専用の装具を用いたり、ステロイド薬の注射などの薬物療法を行います。
 
 
また、内服薬として「消炎鎮痛薬」や「ビタミンB剤」を使用するのですが、症状が改善されない場合は手術を行宇野ですが、手術は管を開いて、神経の圧迫を取り除きます。
 
 
手根管症候群は、ある日突然指や手のひらにしびれや痛みが生じます。そのまま放置してしまうと後々大変なので、できるだけ早い段階で整形外科を受診しましょう。
 
 
 
【出典】ドクター吉田たかよしさん
 
【画像】 Pinterest
 
【画像】 wikiHow
 
【動画】 手根管症候群