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■ 今回のテーマはモロヘイヤ


 
今回は、モロヘイヤの美容と健康効果についてまとめさせていただきました。モロヘイヤは今まさに旬(6月中旬から8月中旬ごろ)のお野菜です。
 
 
モロヘイヤが旬の時期というのは、ホウレン草や小松菜などの青菜類が不足しがちなので、夏の時期モロヘイヤは大変ありがたい存在です。
 
 
モロヘイヤはおひたしにして食べる方が多いので、日本のお野菜と思われている方も多いと思いますが、実は太古の昔にエジプトで生まれたお野菜で、当時は薬膳として食されていたようです。



 

■ モロヘイヤはなぜ体にいいの?


 
モロヘイヤには美容と健康に良い効果をもたらしてくれる成分が豊富に含まれています。青菜の中でも栄養価がダントツにずば抜けていて、βカロテンは、ホウレンソウの4.6倍、ブロッコリーの19倍。
 
 
そして、カルシウムに関してはホレンソウの9倍、ブロッコリーの10倍も含んでいます。これだけで驚かないでください。モロヘイヤはビタミン類も豊富に含まれています。
 
 
特にビタミンC、B1、B2、B6が豊富に含まれていて、たんぱく質の再合成を助けて疲労回復に優れた効果が期待できます。他の野菜と比べてもモロヘイヤはダントツで健康に良い効果をもたらす栄養素が豊富に含まれています。
 
 
 
 

『 生活習慣病などを予防 』


 
上述したとおりβカロテンを豊富に含んだモロヘイヤには、優れた抗酸化作用があり、動脈硬化や心筋梗塞、糖尿病、がんなどの生活習慣病を予防する効果が期待されています。
 
 
そして、細胞の老化を抑える効果や視力を維持する効果、また、カルシウムが豊富に含まれているので、骨粗鬆症などの予防効果も期待されています。
 
 
こうした点から見てもモロヘイヤは中高年の方々に積極的に食べていただきたい食材です。
 
 
 
 

■ モロヘイヤのダイエット効果について


 
ダイエットに失敗する女性に多くみられるのが、ダイエットすると便秘になるケースです。これは栄養が偏ってしまうために起こります。そんな方にモロヘイヤはぴったりです。
 
 
モロヘイヤのあの独特の粘りとぬめりは「ムチン」という成分によるものなんですが、このムチンは水溶性食物繊維で、水分を含むと膨張するので、食べすぎ予防に効果的です。
 
 
また、排泄を促進する効果もあるため、便秘を予防・改善する効果もあることから、ダイエットの補食としてモロヘイヤを食べれば、栄養バランスが崩れるのを防ぎながらダイエット効果を高めてくれます。
 
 
 
 

■ モロヘイヤの疲労回復効果について


 
先に述べた通り、モロヘイヤにはビタミンA、C、B1、B2が豊富に含まれているので、夏の暑さで火照った体を冷やし、血流を改善しながら代謝を促進して疲労物質が体に溜まらないようにしてくれます。
 
 
このため翌日に疲れが残れにくい状態にカラダを整えてくれます。
 
 
 
 

■ モロヘイヤの美容と美肌効果


 
モロヘイヤは、あのクレオパトラが好んで食べていたと言われているほど、美容に優れた効果があります。
 
 
モロヘイヤはビタミン類が豊富に含まれていて、中でもビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保つことから乾燥や肌荒れを予防・改善してくれる効果が期待できます。
 
 
そして、ビタミンCは紫外線によるメラニンの生成をおさえて、シワ・シミ・くすみ・にきび・ニキビ跡などを改善させる効果があります。
 
 
また、上述したとおりモロヘイヤには抗酸化作用がある成分も多く含まれているので肌老化の原因の一つとさている「活性酵素」を除去することで、アンチエイジング効果が得られますので、女性にとって大変ありがたいお野菜です。
 
 
 
 

■ まとめ


 
いかがでしたでしょうか?。モロヘイヤを食べることによって、様々な美容と健康効果が期待できるわけですが、おすすめはオクラや納豆と一緒に混ぜて食べることです。
 
 
そうすることで、よりネバネバして栄養価がアップします。これからの季節、そうめんなど冷たいものを食べる機会が増えます。
 
 
そうすると栄養バランスが崩れやすいです。モロヘイヤを一品加えるだけで栄養バランスが整いますので、ぜひ参考にしてみてください。
 
 
 

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