
■ リンパマッサージとは!?
リンパマッサージは、その名の通り体内にあるリンパの流れにそって行なうマッサージのことです。
リンパを刺激しながら自然治癒力を最大限に高め、美容と健康に優れた効果をもたらしてくれるマッサージ方法です。
「リンパ」は元々西洋医学の考え方で、静脈に沿って全身のリンパ管をリンパ液という体液が流れているのですが、通常リンパとは、この二つのことを意味します。
ちなみにリンパマッサージは、こうした西洋の概念に東洋の東洋医学の概念である「経絡(けいらく)=つぼ」へのマッサージを加えたものなので、両方のいいとこどりをした優れた効能・効果が期待できます。

『 なぜお腹を軽くマッサージするだけで脂肪が取れるのか? 』
基本的にリンパは、細胞などから排出された老廃物を運ぶのが仕事なのですが、リンパは筋肉のポンプ作用によって流れているので、長期間にわたって運動不足の状態が続くと滞りがちになります。
これが様々な体調不良の原因になります。
お腹周りの脂肪は中々取れませんよね。もしかしたら、それはリンパが滞った「むくみ」が原因かもしれません。
上図にありますとおり、お腹の周辺にはリンパ節が沢山あります。
ここをマッサージで刺激するだけで、脂肪が燃えやすくなります。
しかも、リンパマッサージは脂肪を落とすだけでなく、セルライトを解消することもできます。
お風呂リンパでお腹の脂肪がごっそり取れる!

■ お風呂リンパはなぜ美容効果が優れているのか?
お風呂の中でリンパマッサージをすると、より効果的です。
私は毎日全身をリンパマッサージしているのですが、真冬でもお風呂の温度は38度に設定していて、マッサージを終えるころには、汗を大量にきます。
このため追い焚きすらしたことないので、ガス料金を大幅に節約できています。
とにかく血行が飛躍的改善され、基礎代謝と免疫力も同時に上がるので、冷え性、便秘、むくみ、肩こり、腰痛などに苦しめられている人にお風呂リンパは最適です。
これにダイエット効果もプラスされるわけですから、やらない手はありませんね。

■ リンパマッサージの基本「三つの手技」
リンパマッサージは、皮膚の上を撫でるように行うだけでも、それなりの効果がありますが、下にある3つの手技を使うとよりスムーズにリンパマッサージを行うことができるので、お腹まわりだけでなく、脚や腕もマッサージされることをオススメします。

▼ リンパマッサージの基本(1)『 グーほぐし 』
グーほぐしは、第1、2関節の面でほぐします。手を軽く握ってグー=拳(こぶし)をつくり、親指は人さし指の横に添えてください。親指を除いた4本の指の第1関節から第2関節の間の面を、ほぐしたい部位に押し当てて滑らせてください。また、円を描くようにほぐすときにも「グーほぐし」は、効果的です。

▼ リンパマッサージの基本(2)『 Uつかみ 』
Uつかみは、親指と4本の指とで体の部位をつかみます。親指以外の4本指をきちんとそろえるとUの形になります。親指と一緒に、気になる部位の皮膚とその奥の脂肪をつかみます。つかむのは「痛気持ちいい程度」の強さにとどめてください。

▼ リンパマッサージの基本(3)『 Cプッシュ 』
Cプッシュは、4本の指の指先を立てて押します。親指以外の4本の指をきちんとそろえるとCの形になります。その指先でリンパを流すポイントを押して刺激します。
■ お風呂で出来る簡単リンパマッサージのやり方
次にお風呂で出来る簡単リンパマッサージのやり方を以下のとおりご紹介させていただきます。
▼ 簡単リンパマッサージ『STEP1』
体を横にひねり、わき腹を絞るように両手を動かします。

反対側も同様に行いましょう。

▼ 簡単リンパマッサージ『STEP2』
次に両手を使って、お腹全体を円を描きながらほぐします。

▼ 簡単リンパマッサージ『STEP3』
最後に両手を使って、お腹全体を軽くたたきます。

【出典】 theWHOot
【画像】 Pinterest
【画像】 wikiHow
【動画】 ダイエットTV《メディシル》
「お腹のたるみを撃退する?1分でできるリンパマッサージ」
■ お風呂で出来る簡単リンパマッサージのまとめ
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
リンパマッサージをお風呂の中で行うとリンパ液と血液の流れが良くなり、美容と健康に関して様々な良い効果をもたらしてくれます。
寒い冬に行うと分かるのですが、リンパと血液の流れが良くなると、お風呂の温度を低めに設定(41℃以下)していても、体がポッカポッカに温まります。
夏に行うと驚くほど汗が出るので、デトックス効果もばっちりです。習慣化していただくと寝つきも良くなって深い眠りに入ることができます。是非一度試してみてください。