
■ スマホの長時間利用が年々深刻な問題に!?
スマホやPCから放たれるブルーライトは、紫外線に近い性質をもつ光で、目に大きな負担をかけます。この「目の疲れ」が脳を通じて骨盤を緊張させることによって、「肩こり」「腰痛」を発症させます。
また、睡眠を促すホルモン「メラトニン」の分泌が抑えられてしまうので、寝付きが次第に悪くなり、そのまま放置してしまうと睡眠障害を引き起こす可能性があります。できるだけスマホの使用を控えるべきなんですが、20代~30代の人にとっては仕事とプライベートの両方で多用しなければならないので、難しいですよね。
そこで、これ以上症状を悪化させないためにもセルフケアで目の痛みや疲れを予防・改善する必要があります。そこでオススメしたいのが「あ門」というツボを刺激するツボ押しマッサージです。
『 欧米でも人気の高いセルフケアの一つ! 』
欧米ではセルフケアとして中国鍼灸の人気が非常に高いです。特に辛い首や肩のコリ、背中や肩の痛みに効くツボ押しマッサージは非常に人気が高いので、SNSでも常に大きな話題となっています。
今回ご紹介させていただく「あ門」というツボをマッサージすることで、ストレスよって硬直した身体をほぐしながら緊張状態から解放します。そうすることで自然と血流が改善し、徐々に他の臓器の働きなども改善されていきます。
ちなみに「あ門」をマッサージすることによって、以下のような効能・効果が期待できるとされています。

出典:看護rooさん
(01)頭痛
(02)消化機能改善
(03)呼吸改善
(04)睡眠改善
(05)眼精疲労
(06)高血圧の予防・改善
(07)自律神経失調症の予防・改善
(08)筋肉のこわばり予防・改善
(09)眠気解消
(10)疲労回復
(11)首や肩のこり
1日たった1分でOK!
目から来る辛い疲れや痛みに効く!

■ あ門のツボ押しマッサージの注意点
上図にもあるとおり、「あ門」は自律神経失調症の改善に優れた効果が期待できるツボです。しかし、いくら気持ちいいからといって、強く刺激してしまうと、本来の効果が激減しますので、どうぞご注意ください。
基本的に「あ門」は、禁灸穴とされているので、セルフケアとしては、マッサージが最適です。お灸をすることによってトラブルが生じてしまうケースがあるので、ご注意下さい。
また、欧米の人たち間では首を冷やすセルフケアも人気が高いです。「あ門」のようなツボに直接「氷」をあてることでマッサージでは得られない気持ちよさを感じることが出来ます。ただし、痛みを感じた場合は速やかにやめてください。
■ あ門のツボ押しマッサージのやり方
今回は、「リタジネン式 ツボ指圧」さんのYoutubeチャンネルに公開されている動画から「あ門」のツボ押しマッサージのやり方をご紹介させていただきます。
簡単にできますので今日から始めてみてはいかがでしょうか?
首の後ろの凹んだ部分(第二頸椎の少しくぼんだ部分)が「あ門穴(あもんけつ)」です。マッサージは中指マッサージになります。両手を図のような格好で重ね合わせて中指の腹で「あ門」を優しく刺激します。



▼ あ門のツボ押しマッサージ『STEP1』
あ門に対して必ず利き手が下にくるようにして両手をセットします。

▼ あ門のツボ押しマッサージ『STEP2』
そして、ツボに手を当てたら、息を吐きながら手を優しく5秒間ゆっくり押します。そして、ゆっくり戻します。これを繰り返します。目の裏の部分が刺激されるので、スマホの長時間利用による眼精疲労に特に効きます。

しかも気持ちいいので、是非職場やご自宅で行ってみて下さい。ご覧のとおり特別なスキルはいりません。とにかく気持ちいいので、心地よさに包まれながら疲れが取れていきます。
【出典】 Daily Nutrition News
【画像】 Pinterest
【画像】 wikiHow
【動画】 リタジネン式 ツボ指圧
目の奥の痛みに効くツボ「あ門」