
■ ストレスで体が悲鳴をあげている!
ストレス社会と呼ばれて久しいですが、コンプライアンスの厳格化にともない、一般の人たちが抱える仕事に関する責任やプレッシャーは年々大きくなっています。
そうした中で今現在、どこの業界、業態、職種も深刻な人手不足に苦しめられていることから、今後より効率化を推し進める動きが広がることが予想されます。
こうしたことから、今後人々が抱えるストレスは、さらに大きくなる可能性が高いとされています。ご存知のとおりストレスは万病のもとです。
『 ストレスとどう向き合うべきか? 』
ご存知のとおりストレスは万病のもとです。特に女性の場合は、ホルモンバランスが乱れ、自己免疫疾患、甲状腺疾患、様々な疾患の原因とされているだけに、ストレスを放置することはできません。
ですので、食生活をはじめ生活習慣を改善することが非常に重要になります。特に運動はストレスを抑えたり解消する意味においても非常に重要です。
しかし、現代人はとにかく忙しいです。運動のためにまとまった時間をとるのが難しい人が多いのが現状です。
しかし、だからといって何もしなければ体がどんどん硬くなって、益々運動から遠ざかり様々な体調不良を引き起こすリスクが高まります。

■ 体が硬いデメリットが怖すぎる!
体が硬い状態を放置してしまうと筋肉も硬くなって、血流が悪化するため基礎代謝が低下して太りやすくなります。
また、免疫力も低下するので、風邪などの病気を引き起こしやすくなります。そして、ストレスによって疲労物質が蓄積して首や肩のこり、腰痛が生じやすくなります。
そもそも体が硬いとちょっとした運動をするだけでケガをしたり筋肉痛になるので運動嫌いになってしまい、ますます体が硬くなってしまいます。
これではいつまでもストレスに苦しめられることになります。
『 忙しい方にピッタリのエクササイズ 』
そこで、おススメしたいのがヨガです。とはいっても本格的なヨガを実践するのではなく、美容と健康効果に優れたヨガポーズをいくつか行います。
トータルで数分なので、就寝前や起床後に行ったり、仕事の合間に行うだけでも、かなりの効果が得られます。
ということで今回はヨガの「合せきポーズ」をご紹介させていただきます。ちなみに合せきポーズの効能・効果は以下のとおりとなっています。
女性には女性性、男性には男性性の効能効果が期待できるので、是非試してみてください。
■ 健康効果が凄い!最強エクセサイズ
ヨガポーズ「合せきのポーズ」を習慣化していただくと以下の健康効果が期待できます。
(01)骨盤矯正
(02)生理痛(生理不順)
(03)便秘解消
(04)冷え性改善
(05)初期のうつを改善
(06)坐骨神経痛の緩和
(07)ぜんそく緩和
(08)血行改善
(09)リンパ改善
(10)免疫力アップ
(11)更年期障害の改善
(12)高血圧(生活習慣病)の予防
(13)疲労回復
(14)むくみ改善
(15)姿勢の改善
合せきポーズを行うと内臓、卵巣、前立腺、膀胱、腎臓を刺激し、これらの働きを改善することが期待できます。
また、心臓を保護しながら血液循環を促進するので、合せきポーズを習慣化することで様々な体調不良の症状が改善されます。
■ ヨガ「合せきのポーズ」のやり方!
最後に合せきのポーズのやり方を以下のとおりご紹介させていただきます。やり方は本当に簡単なので是非一度お試しください。
▼ 合せきのポーズのやり方(STEP1)
まず最初に両足の足裏をくっつけた状態で座ります。

▼ 合せきのポーズのやり方(STEP2)
次に恥骨に両足を可能な範囲内で引き寄せていきます。

▼ 合せきのポーズのやり方(STEP3)
両足の親指を両手で持ち、しっかり坐骨を立ててください。

▼ 合せきのポーズのやり方(STEP4)
そのままお腹を床に近づけていきます。

▼ 合せきのポーズのやり方(STEP5)
ゆっくりと15呼吸、呼吸します。

■ 体が硬い方へ
体が硬すぎて、床に向かって前屈みになれない方は、両手をまっすぐ床につけるだけでも、十分内側の足の筋肉が伸びます。
やっているうちにだんだん体が柔らかくなるので、体を痛めないように注意しながら、体を少しずつ倒していきましょう。


【出典】 Prevention
【画像】 Pinterest
【画像】 wikiHow
【動画】 さきヨガちゃんねる
「合せきのポーズ」
■ 合せきポーズを行うさいの注意点!
最後までお読みいただきありがとうございます。
最後に「合せきのポーズ」を行うさいの注意点についてですが、食べ物が完全に消化されている状態に行ってください。
夜であれば食後2~3時間経過してから行うのが理想です。朝もしくは夜のエクササイズとして合せきのポーズを行ってください。
特に夜寝る前に行うとストレスによる体の緊張がほぐれ、心と体がリラックスするので、寝付きも良くなり、ぐっすり眠ることができます。睡眠の質が高まれば、疲労回復効果も高まり、次第に疲れにくくなります。
ただし、他のエクセサイズ同様に背中や腰に怪我をしていたり、ヘルニア、手根管症候群、慢性的な頭痛、下半身に強い痛みがある、妊娠している場合は、合せきのポーズを行わないようにしてください。