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■ 運動不足は万病の元だった...


 
長時間に渡って座りっぱなしの状態が続くことで、代謝機能や血液の流れが次第に悪化します。
 
 
そのまま放置してしまうと深刻な病気を引き起こすリスクがあるので、職場でも意識して立ったり歩いたりすることが大切です。
 
 
加齢が進むにつれて筋肉量が低下するので、余計に運動不足による健康被害が深刻化します。
 
 
そこでオススメしたいのが「ウォーキング」です。
 
 
1日30分以上、週3回以上行うのが健康を維持する上で理想とされています。
 
 
ちなみにハーバード・メディカル・スクールの研究チームは、1日30分以上の活発なウォーキングを習慣化することによって、以下の効果が得られると報告しています。
 
 
やはりウォーキングは生活習慣を改善するうえで欠かすことができない最強エクセサイズです。



 
 

■ウォーキングの凄すぎる健康効果5選!


 
ご存じのとおりウォーキングは心と体の健康に良い効果を沢山もたらしてくれます。
 
 
今回はそんなウォーキングの凄い健康効果を5選ご紹介させていただきます。
 
 
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▼ ウォーキングの凄すぎる健康効果(1)
「肥満遺伝子を持っていても肥満を解消できる!」


 
 
1日30分から1時間の活発(できるだけ早く歩いたり、手足を大きく動かす)なウォーキングを習慣化することで得られるメリットは計り知れません。
 
 
もし、仮にあなたが肥満遺伝子を持っていたとしても、その影響力を半減させ、太りにくい体質へ改善することができるとされています。
 
 
ただし、座りっぱなしの状態があまりにも長すぎると、すぐに太りやすい体質へ逆戻りすることになってしましうので、ご注意ください。
 
 
 
 
 

▼ ウォーキングの凄すぎる健康効果(2)
「感情を上手にコントロール!」


 
 
ウォーキングすると、食欲を無理なく抑えることができます。
 
 
例えば、ストレスによる衝動的な食欲を上手に抑えることができます。


また、突然襲ってくる不安えおもも抑えることができるので、美容と心の健康にウォーキングは最適です。
 
 
 
 
 

▼ ウォーキングの凄すぎる健康効果(3)
「乳がんの予防と死亡リスクを軽減!」


 
 
ウォーキングのような適度な運動を習慣化することで乳がんの発症リスクを軽減することができます。


また、すでに乳がんを発症している人でも、適度な運動を日常的に行うことで、死亡リスクを抑えられることが明らかになっています。
 
 
ハーバード大学の研究グループは、乳がん患者(末期がん患者を除く)約3000人を対象に、追跡調査(平均8年)を行いました。


その結果、1週間に3~5時間のウォーキング、もしくはそれに相当する運動を習慣的に行っていた人たちは、一週間に1時間未満しか行わない人たちに比べて、乳がんによる死亡率が50%も低かったことが報告されています。
 
 
 
 
 

▼ ウォーキングの凄すぎる健康効果(4)
「膝の痛み、関節痛を軽減!」


 
 
ウォーキングを習慣化することで、膝関節の筋力を維持、または強化することができるので、ひざの痛みや関節痛を予防することができます。


また、仮に痛みが生じた場合でもダイエットを同時に行うことで短期間のうちに痛みを軽減できます。
 
 
 
 
 

▼ ウォーキングの凄すぎる健康効果(5)
「体の免疫機能の強化!」


 
 
ウォーキングは、免疫力を高める最も手軽な方法の一つとされています。


ここでいう免疫力とは、風邪やインフルエンザのウィルスが体内に侵入しても、やっつけてしまう力のことです。


また、仮に風邪を引いてしまったとしても、ウォーキングを習慣にしている人は回復が早いとされています。
 
 
反対に長期間にわたって運動不足の状態が続くと免疫力が低下するので、様々な病気を引き起こす原因となってしまいます。
 
 
 
 
 
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【ウォーキングの効果を高める正しいフォーム】
 
(1)頭は垂直に視線は進行方向に
(2)あごを引く
(3)腹部を引き締める
(4)ひざをのばしてかかとから着地する
(5)腕はリラックスさせリズミカルに振る
(6)背筋をのばす
(7)歩幅はふだんより少し広くが目安
(8)つま先で地面をけり、からだを前進させる
 

 
 
 
 

■ ウォーキングの正しいやり方と健康効果について


 
糖尿病などの生活習慣病を予防するためにウォーキングを推奨する医療関係者は多いですが、殘念ながら正しいやり方までは教えてくれません。
 
 
殘念ながらウォーキングは、ただ歩けばいいというわけにはいきません。
 
 
効果を高めるためにも、上図にありますとおり正しいフォームで行う必要があります。
 
 
また、同じペースであるき続けても、ウォーキングの健康効果は限定されてしまいます。
 
 
例えば10分のウォーキングを行うとして、10分間同じペースで歩いても、効果はあまり期待できません。
 
 
そのうちの2~3分は早歩きをしたり、手足をより大きく振るなどして、ウォーキングの強度を高める必要があります。、
 
 
ちなみに、強度をあげて歩くことによって、下図にあるような健康効果を実現しやすくなります。


※個人差がありますので、下図の例はあくまでも目安として考えて下さい。
 
 
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【1日当たりのウォーキング量と予防できる病気】
 
(歩 数)  (中強度の歩行時間) (予防できる病気)
 
2000歩   0分           寝たきり
4000歩   5分以上         うつ病
5000歩   7.5分以上       認知症、心疾患、脳梗塞
7000歩   15分以上        動脈硬化、骨粗しょう症、骨折
8000歩   20分以上        高血圧症、糖尿病、メタボリック症候群
 

 
 
 
【出典】 Prevention
 
【画像】 Pinterest
 
【画像】 wikiHow
 
【動画】 CGS 予防医学
 
「間違ったウォーキングが日本を不健康に!」
 

 
 
 
 

■ ウォーキングの優れた健康効果のまとめ


 
加齢が進むにつれて筋肉量が落ちてしまいます。
 
 
これをサルコペニアといい、サルコペニアによって寝たきりになってしまうケースが年々増えています。
 
 
サルコペニアを予防するには、運動と食事以外に方法はありません。
  
  
ただし、高齢であるため、激しい運動をいきなり始めると、強い痛みが生じてしまい、逆効果となってしまいます。
 
 
やはりウォーキングのような適度な運動を習慣化しながら、タンパク質を多く含んだ食事(栄養バランスが崩れない程度)を摂ることが大切です。
  
  
タンパク質をしっかり吸収するためにも9種類の必須アミノ酸をバランス良く摂ることがカギとなります。
 
 
そのために必要となるのが、アミノ酸スコアの高い食べ物を摂ることです。
 
 
ちなみにアミノ酸スコアが高い食品は以下のとおりです。
 
 

【アミノ酸スコアが高い食品】
 
(1位)卵
(2位)牛乳
(3位)鶏肉
(4位)鮭
(5位)納豆
 

 
ウォーキングのような適度な運動と栄養バランスのとれた食事を摂るようにすれば、大抵の病気は予防できます。

 
ぜひ、一番手軽にできるウォーキングを習慣にしてみてはいかがでしょうか!?