
■ 悪口を言えば言うほど脳は老化する?!
過去100年間にわたって化学は飛躍的進化をとげましたが依然として人間は脳のメカニズムについて完全には解明できていません。謎だらけと言っても過言ではありません。
脳の働きは非常に優れたものでありながら、ある意味欠陥としかいいようのない1つの弱点があります。それは「脳は主語を理解できない」という点です。
この事実をきちんと把握して利用してやることによって人生が大きく飛躍します。なぜなら感情をコントロールしている「古い脳」は驚くべきことに主語が理解できません。

【 脳は他人の悪口と自分への悪口と区別がつかない!? 】
ですので、新しい脳から送られてくる情報を主語がない状態で理解します。主語が理解できないとどうなるか?。例えば職場の同僚であるAさんの悪口を言ったとします。
しかし、脳は誰かの悪口を言っていることは理解できても、このAさんの悪口を言っているとは理解できなわけです。当然ここで混乱が生じてしまいます。
そして、大抵の場合において脳は間違って自分の悪口であると認識してしまうのです。従って自分の悪口をいわれていると誤認識するため強いストレスを受けることになります。

【 悪口を言えば言うほどストレスが増える! 】
このストレスが脳内にコルチゾールというストレスホルモンを分泌させてしまうため、脳の働きを著しく悪化してしまい、脳の老化がどんどん進んでいきます。
もっと簡単にいえば、人の悪口をいうと、脳内にコルチゾールが大量に発生してしまうので、脳の老化が進み、そのまま放置してしまうと認知症の発症リスクが高まります。