
■ なぜ太ってないのにお腹周りに脂肪がつくの?
日本人の8割は猫背、もしくはその予備軍といわれているほど急速に姿勢が悪化しています。
姿勢が悪化してしまう原因にはいくつかありますが、運動不足や加齢による筋肉量の低下が大半を占めています。
これに加えて最近ではスマホやパソコンなどのデジタル機器を長時間にわたって利用しているため、巻き肩といって腕が内向きになった状態や胸やお腹の筋肉が縮んだ状態で生活していることが多いです。
お腹周りに脂肪がついてしまうのは、腹直筋の上部が縮んでしまい、下の筋肉が使えなくなってしまうため、体重は増えていなくても、ぽっこりお腹やお腹周りに脂肪がつきやすくなります。
この状態で食事制限を中心としたダイエットを行うと、体重が減っても、お腹周りの脂肪はさほど落ちません。
運動しないで食事制限をすると筋肉量が減ってしまうので、余計にお腹周りの脂肪が目立ちます。