■ 腸を大切にしてください
腸は第二の脳と言われるほど体の器官の中で重要な役割を果たしています。
意外に思われるかもしれませんが、セロトニンなどの脳内ホルモンの分泌を調整する働きがあるため、腸の働きが悪化するとメンタルにも悪影響を及ぼします。
しかし、それほど重要な臓器でありながら、普段存在が忘れられがちな存在ですよね。
殘念ながら人は何らかしらの問題が起きときにしか重要性を見いだせません。
ですので、便秘や下痢、消化不良などが起こってようやくその存在の大きさに気づきます。
しかしながら大腸・小腸・直腸など、「腸のがん」は日本人の死因で上位にあり、とくに大腸がんに関しては、女性のがん死亡原因の1位になっています。
■ 大腸がんの原因とは?
2015年に亡くなられた俳優の今井雅之さん、2022年に亡くなられた女優でタレントのあき竹城さんの死因は大腸がんでした。
大腸がんの患者数は過去30年間で5倍(10万人超)になっています。
大腸がんは症状が出にくいため、痔と間違えて放置してしまうケースが少なくありません。
ちなみに大腸がんは、大腸の細胞にタンパク質が蓄積されて、細胞を増殖させる遺伝子の働きが活発化し、がんの増殖が進行することで発症します。
ですのでので、タンパク質が豊富に含まれる食事ばかり摂ると腸内環境が著しく悪化して、発症するリスクが高まります。
すでに食の欧米化が進み過ぎているので、50歳以上の中高年だけが発症する病気ではありません。
しっかり大腸がんを予防するためにも、腸内環境を改善する生活習慣がなにより大切です。
▼ 腸を善玉菌が住みやすい環境にする!
今井さんが逝去される1ヶ月前に行われた記者会見の場に現れたときのやせ細った姿が今だに忘れることができません。
闘病生活がいかに壮絶なものであるかを思い知らされました。
それくらい腸は人が健康にいきるために重要な役割を果たす臓器なので、常に腸内環境を良い状態にしなければなりません。
そのためにも腸内細菌(善玉菌)の住みやすい環境にすることが大切です。
今回は腸内環境を改善すべく、善玉菌が生きやすい状態にするためにどうすればいいか、わかりやすく解説している記事と大手食品メーカーのフジッコが善玉菌の働きについて解説している記事を合わせてご紹介させていただきます。
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