
■じんましんとは?
じんましんとは、ある日突然激しいかゆみを伴い、皮膚が蚊に刺されたように赤くなり、腫れ盛り上がる病気で、急性蕁麻疹と慢性蕁麻疹に分かれます。
急性蕁麻疹は概ね1週間位で治り、慢性蕁麻疹は1ヶ月~数年以上に渡って繰り返します。
地図ような不規則な形や米粒くらいの円形の大きさなどいろいろな形状になります。
数時間ぐらいで消えて、また違う場所に出現することが多く、体にできる部位も一定ではありません。通常は二十四時間以内に発疹は治まります。
発疹が4週以上にわたって繰り返し続く場合は慢性じんましんと呼ばれています。
皮膚の真皮にある肥満細胞がヒスタミンという物質を作り出し、痒みとともに毛細血管が拡張して、血管の透過性が高まり、皮膚の浮腫を起こさせ、皮膚を盛り上がらせます。
5人に1人が一生に一度は経験することのある頻度の高い病気です。
出典:「新宿駅前クリニック 内科」