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■ 年金が「最低10年加入」は朗報なのか!?
 
 
年金受給資格期間をこれまで25年だったのが10年に短縮する法案が先日閣議決定され、これにより64万人が新たに受給資格を得られるようになりました。
 
 
昭和61年4月1日以降は国民年金に強制加入になりました。それ以前はどうしていたかというと、任意での加入だったので、自営業者の方の中には一銭も支払わないで65歳を迎えたケースも少なく、こうした場合、廃業した時点で無収入となります。
 
 
それ以降は、貯金を切り崩すか生活保護を受けることになるわけですが、中にはサラリーマンから脱サラして事業が比較的良かったときに数年程度支払っていたケースも結構あるようで、こうした方々にとっては朗報と言えると思います。
 
 
が、しっかし、一体いくら支給されるのか、その額が謎だったので、色々と調べてみたところ、年金アドバイザーのhirokiさんがMAG2NEWSさんに寄稿した記事が非常に分かりやすかったので、動画と合わせてご紹介させていただきます。




 
 
年金が「最低10年加入」に短縮へ。
専門家が分析した衝撃の受給額

 
 
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■ 年金受給資格の加入期間が25年から10年に短縮へ
 
 
「受給資格期間が10年に短縮」について、元々は平成27年10月に消費税率を10%までアップする事を条件に、10年以上に短縮される事になっていましたが、消費税10%アップが平成29年4月に再延期され、
 
 
更にまたも消費税アップが平成31年10月まで再々延期された事で、また年金も延ばされるのかと思われましたが、平成29年9月分からの支給という事になりました。消費税という財源を確保出来ない中での、年金受給資格期間10年への短縮、という訳です。
 
 
さて、今現在は年金を貰うのに必要な期間は原則25年間です。つまり、この25年間に1ヶ月でも足りなければ1円も年金は出ないシステムです。
 
 
※注意:原則25年以上無くても、いくつかの特例により年金を貰える人もいます。
 
 
例えば昭和28年4月2日生まれの人であれば厚生年金期間のみ、もしくは共済組合期間のみ、または厚生年金期間と共済組合期間合わせて22年あれば年金を貰うための受給資格を満たします。
 
 
 
 
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■40年間満額支払った人の年金額はいくらか?
 
 
今は例えば原則25年以上の期間がある人は65歳からは「老齢基礎年金」が貰えます。
 
 
20歳から60歳までの40年間は国民年金に強制加入だから、仮に40年間(480ヶ月)完璧に国民年金保険料を納めている人であれば、国民年金から老齢基礎年金が年額780,100円(月額65,008円)支給されます。
 
 
 
 
■25年間支払った人の年金額はいくらか?
 
 
じゃあ25年間(300ヶ月)納めた人はいくらになるのか。
 
 
満額の老齢基礎年金が78,100円なので、78,100円÷480ヶ月×300ヶ月=487,562円(月額40,630円)
 
 
 
 
■10年に短縮で受給資格を得た人の年金額はいくらか?
 
 
そして10年だけの人だとどうなるか。
 
 
78,100円なので、78,100円÷480ヶ月×300ヶ月=195,025円(月額16,252円)となり、とても低額な年金になります。
 
 
とてもじゃないですが、生活できる年金額じゃありません。満額の老齢基礎年金月額65,008円でも生活は厳しいはずです。
 
 
だから10年に短縮されたからって安心してはいけません。仮にこの10年が国民年金保険料免除期間(全額免除の場合)なら更に少なくなります。
 
 
全額免除期間であっても老齢基礎年金の半分は税金から支払われているので、780,100円÷480ヶ月×120ヶ月÷2=97,512円(月額8,126円)の年金となります。
 
 
 
 
【出典】 MAG2NEWSさん
 
【画像】 Pinterest
 
 
 

 
 
【動画】WMVさんのチャンネル
 
「年金」受給資格期間の短縮でメリットは?
 

 
 
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