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血管迷走神経反射性失神とは!?
 
 
血管迷走神経反射性失神は、強い痛みや精神的ショック、ストレスなどが原因となって自律神経のバランスがくずれてしまい、抹消血管の抵抗が減少してしまうため、血液が心臓に戻らなくなり、
 
 
血圧が低下するので同時に「脳血流」が低下して意識がなくなってしまいます。また、徐脈、冷や汗を伴います。
 
 
 
 
 
血管迷走神経反射性失神の原因
 
 
次に血管迷走神経反射性失神の原因についてですが、長時間の起立、疼痛、驚愕、怒り、予測外の視覚、聴覚刺激、排便、排尿、咳、ストレスが先行する場合が多いです。また、老若男女に起こりえる病気です。
 
 
特に高齢者の方は食後の頭部挙上状態で失神が起こりやすいとされています。また、アルコールや睡眠薬の使用も血管迷走神経反射性失神を起こしやすく、酔っ払いが居酒屋のトイレで排尿したまま失神してしまう症状が血管迷走神経反射性失神の典型的症状です。
 
 
血管迷走神経反射性失神は最も頻度が高い上に、健康な人にも起こる失神なので注意が必要です。女子学生が通学中の満員電車内で立っていて、いきなり気を失なってしまうのは、その大半が血管迷走神経反射性失神とされています。




血管迷走神経反射性失神の主な症状とは!?
 
 
血管迷走神経反射性失神の症状についてですが、下痢、強い腹痛、冷や汗、寒気、吐き気、息苦しくなる、耳が遠くなる、視界が悪くなる感覚に襲われます。
 
 
そして、視野がどんどん狭くなって、周囲は暗くなり、まっすぐ歩けないと思った瞬間に気を失ってバッタリと倒れこんでしまいます。
 
 
また、足の上にものすごく重い物を落とした時や、捻挫したときなど、強烈な痛みを感じたときに吐き気を感じて貧血のようにくらくらしてしまいます。
 
 
 
 
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血管迷走神経反射性失神には必ず前兆がある!?
 
 
血管迷走神経反射性失神には必ずといっていいほど前兆がみられます。主な症状としては、発汗、頭痛、吐き気、熱感や寒気などで、また、顔色が悪くなったり、あくび、瞳孔の拡大、おちつきがなくなるケースもあります。
 
 
失神の前兆は、失神の30秒から数分前に起こりますが、3分の1の人は何の前兆もみられないまま、いきなり失神が起こります。意識を失っている時間は、30秒から5分程度です。失神時にけいれんのような動きをすることもあります。
 
 
失神後の回復は早く、普通意識障害の心配は特にありません。
 
 
 
 
 
血管迷走神経反射性失神の予防と治療について
 
 
血管迷走神経反射性失神の予防と治療についてですが、出来る限り日常生活において血管迷走神経反射を誘発するような条件があれば、それを避けるようにします。
 
 
例えば、長時間立ち続ける、激しい運動、高温、脱水、薬、アルコールなどです。前兆がくれば、横に寝て、そして、手を強く握り、腕や足に力を入れます。
 
 
こうしたことを意識するだけでも失神を予防する効果があります。また、1日2リットル程度の水分と塩分を十分取ることも予防法の一つです。これらの方法で、どうしても失神が予防できない人に対しては、症状に応じて薬物療法が行なわれます。
 
 
 
 
 
血管迷走神経反射性失神は立った状態でのみ発症する!?
 
 
反射性失神は神経調節性失神ともいいます。全身の循環の中で脳の血流が減ったために生じるのですが、立ったままの状態、もしくは座ったままの状態でのみ生じ、寝たり、横になったりした状態では決して発生しないのも大きな特徴です。
 
 
もし、採血で倒れた経験のある人は、事前に医師や看護師にその旨を伝えましょう。通常採血は座った状態で行いますが、このような人は診察台の上に寝かせて採血してくれます。
 
 
また、血管迷走神経反射は、一生治らないわけではありません。年をとると自然と改善されるケースが少なくありませんので、あまり深刻に考えないように心がけてください。
 
 
 
 
【出典】花井聖子さん
 
「迷走神経反射」
 

 
 
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