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肥満を放置してはならない!
 
 
今回のテーマは「肥満による認知症リスク」についてです。精神科医の樺沢紫苑先生が肥満による「認知症リスク」について動画の中で非常に分かりやすく解説しています。
 
 
健康診断を受けられて肥満と診断される方が依然として右肩上がりで増えています。
 
 
とくに30代、40代の方に多くみられます。しかし、多くの方が肥満と診断されながらも自分の体は健康だと思っているわけです。
 
 
ご本人がいうのですから間違いないでしょう。しかし、ここに落とし穴があるんです。
 
 
まず肥満のデメリットについてですが、肥満によって高血圧、高コレステロール血症、糖尿病などの生活習慣病を発症するリスクが一気に高まります。
 
 
これらは心筋梗塞や脳梗塞などの合併症に発展する危険性もあるので油断は禁物です。
 
 
肉体面での病気だけでもこれほど危険が潜んでいるわけですが、さらに認知症リスクも高まります。



肥満と認知症の因果関係について!
 
 
認知症にはいくつか種類がありまして、その中でも「脳血管型認知症」というものがありまして、肥満の方はこれを発症しやすいんです。
 
 
というのも動脈硬化が進むとなりやすいためです。その場合は、糖尿病、高血圧、高コレステロール血症がすべて脳血管型認知症のリスクとなります。
 
 
最近では高齢者だけでなく若年層の間でも「アルツハイマー型認知症」を発症するケースが増えています。
 
 
また、ここ2~3年アルツハイマー型認知症と糖尿病の関係性を指摘する声が実際に高まっています。
 
 
事実糖尿病の人はアルツハイマー型認知症のリスクが2倍以上あります。そして、驚くべきことに脳血管型認知症のリスクは何と3倍超に達しているのです。
 
 
同じく高血圧とアルツハイマー型認知症の関係性を指摘する声も高まっていまして、怖いのは高齢になってからの高血圧ではなく、中高年の時の高血圧が関係すると言われています。
 
 
 
 
 
今大丈夫でも将来危なくなるかも!?
 
 
どういうことかといいますと、実際に認知症になったのは60歳だったとすると、30代~40代のころに高血圧だった人がアルツハイマー型認知症になりやすいというわけです。
 
 
また、アルツハイマー型認知症というのは、物忘れ症状がでる25年前から始まっていると言われています。つまりどいうことかというと、65歳で物忘れが酷くなった人は、実は40歳から病気がすでに進行していたことを意味します。
 
 
ですので、40代はじめに肥満と診断されたとして、そのときには何も症状がなく、いたって健康だったとしても、すでに生活習慣病を患っていた可能性があり、その影響によって脳の老化を推し進めてしまうのです。
 
 
ですので、40代、50代では症状がでなくても、60歳ぐらいになって一気に現れる可能性があるので、そのときになってどんなに頑張って運動やダイエットを始めても手遅れです。せいぜい症状が進むのを抑えるくらいのことしかできません。
 
 
ですので、今の健康のための行動というのは自分の10年後の健康・命に関わるものと考えて下さい。またそうしなければだめです。
 
 
今別になんともないと思っても10年後は大丈夫とはいえない可能性が高いということを知って下さい。
 
 
 
 
 
今すぐ取り組むべきこととは?
 
 
アルツハイマー型認知症などの認知症は症状が出始めた頃にはかなり進行しているので、何かを始めても手遅れです。ですので、将来のことを考えて食事や運動に注意しながら取り組んでいかなければなりません。
 
 
なぜなら生活習慣病は自分次第でいくらでも予防できる病気だからです。糖尿病、高血圧、高コレステロール血症などの生活習慣病は食事と運動だけでもかなり改善することができます。
 
 
10年後も20年後も健康に生活するためにも、肥満は改善していかなければなりません。
 
 
 
【出典】樺沢紫苑先生
 
「肥満の怖ろしさとは?」
 

 
 
 
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