786.png
 
 
 
 
世界と日本の教育環境の違い
 
 
終身雇用が崩壊したといっても、それに近い形を継承している企業は依然として多いですよね。ですので、今だに就職してまえばこっちのもの的な意識が根強いですよね。
 
 
しかし、欧米ビジネスマンの「学習意欲」の高さを見ていると、日本はこのままで本当に大丈夫なのかと、心配になってしまうことが少なくあります。
 
 
ちなみOECD(経済協力開発機構)から発表されたデータによりますと、アメリカのビジネスマンは社会にでてから大学に通う人が多いのですが、何と25%をすでに超えています。
 
 
社会に出た人のおよそ4人に1人がキャリアアップのために大学や大学院で学んでいます。昇給、昇格に直結しているので、仕事も勉強も正直やる気が違います。
 
 
ちなみに日本の場合は何と2%程度にとどまっています。もちろんOECD加盟国中最下位です。まさかこれほどまで差がすでに生じているとは... かなりショックです。
 
 
日本の社会人の進学率がここまで酷いのは、これまで「終身雇用」が基本で「会社の業務を学ぶこと」を最も重要視されていた時代が長らく続いたためと言われています。
 



 
世界と日本の教育環境の違い
 
 
アメリカの大学は仮に卒業しても、仮に博士号がとりたいのであれば、必要な単位を働きながら取ることが十分可能で、取得した学位をによって昇進・昇給のチャンスも増えます。
 
 
実際のアメリカは日本以上に学歴社会なんですね。ですので、大学に通うための学費がどんなにべらぼうに高くても、働きながら大学で学ぶ必要性があるんですね。
 
 
目的意識が高いから、そのような困難な道を自ら選択する、そうしたアメリカの人たちの姿勢は素直に見習いたいです。
 
 
 
 
 
世界のユニークな教育制度
 
 
アメリカには職業訓練校を併設した高校がいくつもあります。このため通常授業だけでなく、例えばテレビ番組の制作、建築、農業、マーケティングなどを学ぶことができます。
 
 
しかも、オンラインで学ぶ体制もしっかり整備されているので、複数の科目を受講しやすい環境が整っています。さすがアメリカですね。
 
 
 
オランダでは生徒の主体性を育てるために「イエナプラン教育」を導入し、世界中から注目を集めています。これはどういうものかというと、生徒が自分で時間割を決めます。
 
 
自分の都合にあわせて時間割を決められたりしたら授業にならなさそうですが、それがしっかり授業は成立しているようで、しかもかなり学習効果が上がっているようです。
 
 
 
 
 
日本でも真剣に取り組んでいます
 
 
日本は大学単体で社会人向けの講座を設けているところもありますが、その資格が仕事に生きるかというと、まだまだ微妙な状況にあります。
 
 
また、働きながら通うというのは非常に困難です。しかし、そんな状況を危惧してか、すでに企業が独自の教育プログラムを導入し、人材育成に革命を起こそうとしています。
 
 
例えばNECは、入社2年目の社員を対象にいきなり海外研修に放り込むことをすでに取り組んでいます。自ら動かなければ前に進まないので、必死にもがかなければなりません。
 
 
そして、最近は留職といって社員を新興国のNPO法人に数カ月間派遣し、本業のスキルや経験を生かしながら現地が抱える問題の解決に向けて活動する仕組みを導入する所が増えています。
 
 
こうした企業側の取り組みに焦りを感じている大学関係者は多いので、大学側も社会人向けに画期的な教育プログラムを導入する時期に差し掛かっています。
 
 
社会に役立つ人材を企業と教育機関が協力して育成する、そんな時代がすぐそこまで来ています。
 
 
 
【出典】ビジネス・ブレークスルー
 

 
 
 
 カテゴリ
 タグ
None