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ドライマウスとは?!


ドライマウスは、日本語では「 口腔乾燥症 」といいます。何らかの原因によって極端に唾液の分泌が減ることにより、口の中が乾燥した状態になってしまいます。


ドライマウスは単に口臭がきつくなるだけではありません。例えば腎臓病や糖尿病などといった色々な疾患の一つの症状として現れるケースが少なくありません。


ちなみにドライマウスは「口臭」以外にも以下のような症状があります。


(1)虫歯

(2)歯周病

(3)味覚障害

(4)誤嚥性肺炎

(5)食物が飲み込みにくい

(6)口の中がネバネバする


今現在日本国内にはドライマウスの潜在患者が1000万人前後いると推定されています。意外に思われるかもしれませんが、ドライマウス患者の大半は中高年の女性です。


これまで口臭がきついというと中高年の男性をイメージされることが多かったのですが、ここ最近では、20代~30代の若い人たちの間でもドライマウスが急増しています。


ドライマウスになると唾液量が減るので自浄作用が次第に衰えていきます。そうなると、必然的に、歯垢(プラーク)が溜まりやすくなるので、虫歯や歯周病が進行します。

また高齢者がドライマウスを放置すると食べ物を飲み込む力が低下しますので、摂食障害や誤嚥性肺炎に発展する危険性があるので、十分注意しなければなりません。






ドライマウスの原因


加齢が進むにつれてどうしても唾液の分泌量は減ります。ドライマウスの直接的な原因は、加齢だけにとどまらず、色々な原因が考えられ、複数の要因が重なることが多いです。


先に述べたとおり糖尿病や腎不全など病気を患っていたり、また極度のストレスによって緊張状態が長期的に続いたり、更年期障害などにもドライマウスの症状が多くみられます。


また、薬や治療の副作用でもドライマウスはおこります。例えば利尿薬を服用することで尿がたくさん出るようになりますが、その影響で口の中が乾きやすくなります。


若年層のドライマウスの原因として多く見られるのが「口呼吸」と「いびき」です。


これらのは唾液が蒸発しやすくなってしまうので口の中も乾きやすくなります。


殘念ながら現代人の多くはドライマウスになりやすい状態にあります。日常的に柔らかい食べ物を食べる機会が増えたため、咀嚼時間が極端に短くなったためです。


噛むことによって唾液の分泌が促進しますので、噛む回数が減れば噛む力を支える筋肉が衰えてしまい、さらに唾液を分泌する力が低下するという悪循環に陥ります。





ドライマウスの治療と予防


ドライマウスの治療法は、「原因療法」と「対症療法」の2つが基本となります。


原因療法は、原因の疾患を改善していくことでドライマウスの症状を改善していきます。


また、対症療法は、口の中が乾燥しやすい状況を改善するために人工唾液、保湿ジェル、含嗽剤、トローチ、口腔用軟膏、内服薬などを用いて直接口の中に潤いを与えます。


最後にドライマウスの予防についてですが、やはり「噛む」ことが基本となります。


一口あたり30回を目安にしっかり噛んで毎回の食事を楽しみながら食べましょう。


また、飲酒や喫煙も唾液の分泌に良い影響をあたえないので出来る限り控えてください。



【出典】takasakai1






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