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■ がんは早期発見が重要
 
 
がんは早期発見が何より大事です。というのも時間の経過ともに他の臓器や器官へと転移するリスクが高まるからです。特に重用視されるのがリンパ節への転移の有無です。
 
 
タレントの北斗晶さんは、わき下のリンパ節にも転移していることを発表しています。
 
 
医師からは胸だけなら5年生存率は70%だが、リンパ節に転移していると50%と告げられたことがメディアよって報じられ、大きな話題となっています。
 
 
 
 
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■ リンパ節とは?
 
 
人間の体には血管、リンパ管という管が全身に張り巡らされています。リンパ節は小さな楕円形の器官で、リンパ管のところどころにあります。
 
 
リンパ節の主な役割は、リンパ管の中を流れているリンパ液に細菌やがん細胞などの異物の侵入を防ぐために常に監視して見つけたらすぐさま排除する働きがあります。
 
 
リンパ管を流れるリンパ液は、リンパ節を経由して静脈に注ぎます。




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■ がん細胞がリンパ節へ転移するメカニズム
 
 
がんが体の臓器に転移するメカニズムについてですが、がん細胞が血管やリンパ管に侵入し、血液やリンパ液とともに別の臓器や器官に移動し、そこで増殖していきます。
 
 
リンパ節はがん細胞を排除する働きもありますが、全滅させることが出来ないと生き残るがん細胞もあります。怖いのはそこからリンパ液の流れに乗って広がるケースです。
 
 
この場合どこに転移するかは予測できないので、がん細胞がみつかった場所の周辺にあるリンパ節や臓器、器官。もしくは肺や肝臓、脳、骨など血液の流れが豊富な場所です。
 
 
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しかし、これだけにとどまりません。遠くのリンパ節へ転移していくケースもありまして、これを「遠隔転移」といい、リンパ節の転移が見つかると危険度が高まります。
 
 
このためがん細胞が見つかると、そのがん発生した周囲のリンパ節も一緒に切除する方法をとることがあります。これを「リンパ節郭清(かくせい)」といいます。
 
 
 
 
【画像】 Pinterest
 
【出典】精神科医・樺沢紫苑先生
 
「 がん は治るのか? 」