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■不安神経症とは?
 
 
不安神経症は不安を主な症状とする神経症の一つです。残念ながら依然として決定打となる不安神経症の原因は解明されていませんが、漠然とした不安に苦しむ人が増えています。
 
 
不安神経症は不安に思う程度以上に不安が強く、症状が進むと日常生活に支障をきたします。また不安神経症の症状として、頭痛や吐き気、動悸といった身体症状を伴うことも多いです。
 
 
不安神経症はパニック障害や全般性不安障害などと診断されるケースが増えています。
 
 
最近では慢性的に不安が続く状態のことを「全般性不安障害」、突発的な発作のような不安や恐怖感が現れるものを「パニック障害」、と診断され傾向が強いようです。
 
 
また、寝不足や不規則な食事、極度の過労なども不安神経症を引き起こすリスクが高まりますので、どうしても生活習慣の改善が必要になります。逆にそれが予防にもつなりがります。



 
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■ パニック障害とは!?
 
 
パニック障害は、ある日突然、激しい動悸や発汗、頻脈、ふるえ、息苦しさ、めまいといった症状が「このまま死んでしまうかもしれない」といった強い不安感と一緒に引き起こされます。
 
 
実際に死に至ることはありませんが、何分初めて経験した際に救急車を呼んで病院に運ばれるケースも少なくありません。診察を受ける頃には症状は消え、検査を受けても身体的な異常はありません。
 
 
パニック障害は様々な症状が現れるので、診断されるまでに複数な科を受診する人もケースも少なくありません。
 
 
また、パニック障害は「予期不安」といって、逃げ場のないような場所(職場など)での発作や、その状況を沢山の人に見られることの恥ずかし「広場恐怖(外出恐怖)」さといった不安や恐怖が生み出されます。
 
 
こうした症状がさらに悪化してしまうと、1人で外出することがほぼ不可能となり、そのまま家に引きこもってしまうケースも多いです。この「パニック発作」、「予期不安」、「広場恐怖」はパニック障害の3大症状といわれる特徴的な症状です。
 
 
 
 
 
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■ パニック障害の治療法とは?
 
 
パニック障害の治療法は、薬物療法と精神療法が行われ、薬物療法では主に「三環系抗うつ薬」、「ベンゾジアゼピン系抗不安薬」、「SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)」が多く用いられます。
 
 
また、精神療法では主に「認知行動療法」、「自律訓練法」が用いられます。
 
 
 
 
■ パニック障害の治療法(薬物療法)
 
 
 
【SSRI】
 
SSRIは、神経細胞間のセロトニンの量のバランスを保つ薬で、1年以上の継続的な服用が必要です。もっと多く用いられるお薬です。
 
 
 
【三環系抗うつ薬】
 
三環系抗うつ薬は、抗うつ薬の中でも古くからうつ病の治療に使われてきました。安定して効果が得られるという半面、副作用が強く出やすいという特徴があります。
 
 
 
【抗不安薬】
 
ベンゾジアゼピン系抗不安薬は、即効性が高く、頓用として用いられることが多いので、使用する場面に合わせて、作用時間の長さや作用の強さを考えて処方されます。また、運転操作への支障があるので抗不安薬を服用した後の車の運転は避けなければなりません。
 
 
 
 
 
■ パニック障害の治療法(精神療法)
 
 
 
【認知行動療法】
 
 
認知行動療法は、認知(ものの受け取り方や考え方)に働きかけ、そのバランスをとり、ストレスに上手に対応できる心の状態をつくる治療法です。
 
 
日常生活において悲観的、楽観的になりすぎず、地に足のついた現実的で柔軟に考えながら問題に対できるようにに手助けをします。治療の効果をあげるために定期的な面接と、ホームワークが不可欠です。
 
 
 
【自律訓練法】
 
 
自律訓練法は、一種の自己催眠法で、「体から心へ」働きかけて、体と心の緊張を緩和する治療法です。実際に実施するにあたって「準備と姿勢」、「6つの公式」、「消去動作」といった手順が決められています。
 
 
書店にて自律訓練法に関する書籍やDVDを購入できるので、自宅で学ぶことも可能ですが、できれば専門家の指導の元で正しい訓練法を習得しましょう。
 
 
 
 
【画像】 Pinterest
 
【動画】2分で分かる医療動画辞典
 
「不安神経症(全般性不安障害)」
 

 
 
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