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■不眠の問題


今回のテーマはお悩みの方も多いと思います。「不眠」です。


中でも現代病の一つと言われている睡眠障害の種類は以下のとおりです。


(1)不眠症

(2)過眠症

(3)概日リズム障害

(4)睡眠呼吸障害

(5)むずむず脚症候群

(6)周期性四肢運動障害

(7)睡眠時随伴症



これらの症状の特徴としては以下のようなものがあります。


(1)眠むたいのに眠れない

(2)日中に強い睡魔に襲われる

(3)大声で寝言を言う

(4)大きなイビキをかく

(5)幻聴や幻覚

(6)夜中に何度も起きる



中でも深刻なのは睡眠時無呼吸症候群で、寝ている間に呼吸が止まってしまう病気です。そのため眠りが浅くなり、日中に眠気や集中力の低下を引き起こします。


イビキが酷いとか、昼間の眠気、だるさ、そして、夜中に何度も目が覚めるといったような症状がある方は睡眠時無呼吸症候群である可能性が高いので注意が必要です。



【 出典 】

KSB瀬戸内海放送 公式チャンネル











■睡眠時無呼吸症候群の検査


睡眠時無呼吸症候群は、自分では気づきにくい病気の一つです。もし気になるのであれば、周りの方に症状が出ているかなどを確認してみるのも一つの方法です。


しかし、ご家族の場合、傷つけたくないという思いから我慢して本当のことを言わないケースも少なくないので、その点を考慮した上で訪ねてみてください。


夏の厳しい暑さが去ったにもかかわらず、睡眠時無呼吸症候群に見られる症状が起こっている場合は、できるだけ早い段階で医療機関を診てもらってください。


診療科としては、内科、呼吸器科、循環器科で受け付けているところもあれば、睡眠外来や睡眠センターなど睡眠時無呼吸症候群を専門的に治療を受け付けている所もあります。


睡眠時無呼吸症候群は、終夜睡眠ポリグラフィーという検査で診断ができます。





■睡眠の質を下げる原因


一時的な不眠症は約5割、慢性的な不眠症は約3割いるとされています。


睡眠は単に一日の疲れをリセットするためのものではありません。


脳の働きに大きな影響を及ぼしますので、仕事の質にも直結します。日中に強烈な睡魔に襲われ仕事に支障がきたすケースも少なくないので、放置せずに治療する必要があります。



睡眠の質を下げる原因は以下のとおりです。


(1)就寝前の食事(特に刺激物)


(2)コーヒーや緑茶などカフェインが
   入っている飲み物は控える


(3)ストレス(原因の約50%占める)


(4)夜中に考えすぎる


(5)極端な運動不足




■睡眠の質を高めるには?


上質な睡眠によって脳の働きが良くなるので、記憶力や発想力を高めることができます。人間が社会で生きていくためにどうしても必要な基礎能力を高めることができます。


快眠の方法は以下の通りです。


(1)寝る前にパソコンやスマホは控える

(2)食事は寝る3時間前までに済ませる

(3)頭を休ませてリラックスする

(4)昼寝は30分以内、夕方以降はNG

(5)お風呂は1時間前までに済ませる

(6)パジャマを着る

(7)アロマを焚く

(8)快眠音楽を聞く


人生の三分の一から四分の一は睡眠に費やすといわれていますので、質の高い睡眠をとることが大切ですが、睡眠時間はあまり関係ありません。但し寝過ぎも寝不足も問題です。


先程申し上げた通り、いくら7時間以上寝ているからといって、日中強い眠気に襲われてしまうようでは意味がありませんし、そういった場合は迷わず医療機関を受診して下さい。


そうしないと心と体のバランスに影響するので、生活の質が大きく低下します。そのためにも刺激の少ないバランスの取れた食事、適度な運動など規則正しい生活が大切です。


今回ご紹介した終夜睡眠ポリグラフィーという検査ですが、睡眠時無呼吸症候群以外にも足に違和感がある「むずむず脚症候群」などの病気も診断することができます。


もし気になる方はぜひ一度検査を受けてみてください。