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■脳震とうとは?


脳震とうは頭に外から衝撃が加わることで脳が腫れるなどする脳のけがです。


脳震とうの代表的な症状として、「意識を失う」ことと思っている方が多いと思いますが、意識を失わなくても脳震とうの場合があり、放置すると進行してしまうことがあります。


メジャリーグの人気チーム、サンフランシスコ・ジャイアンツに所属する青木宣親選手が、今シーズン試合中に脳震とうを起こし、長期間脳震とうの症状に苦しめられています。


ちなみに脳震とうの代表的な症状は以下のとおりです。


(1)意識を失う

(2)頭痛

(3)フラフラする

(4)集中できない

(5)吐き気・嘔吐




【 出典 】

KSB瀬戸内海放送 公式チャンネル











■脳震とうの原因とは?


脳震とうは日常生活の中でも十分に起こりえます。そして、正しく対処しないといけない怪我なんです。脳震とうのおよそ20%は、スポーツが原因と言われています。


しかし、転倒や転落しやすい小さなお子さんや高齢者も脳震とうになりやすいです。


とくに高齢者の場合ちょっとした打撲でも脳震とうが起こすことがあります。


ほとんどの場合、脳震とうが起きても短時間で症状がなくなります。しかし注意しなければならない場合もあります。とくに気をつけたいのがセカンドインパクト症候群です。


セカンドインパクト症候群は、簡単に言うと脳震とうが起きて回復する前に二回目の衝撃が加わることによって、脳震とうの症状がさらに悪化してしまうことです。





■脳震とうを放置しない!


脳の腫れがより広がり、脳出血など命にかかわる状態になってしまう危険性もあるんです。しかも軽い衝撃でも、このセカンドインパクト症候群になります。


ですので、脳震とうになったらしっかり脳を休ませなければなりません。


しかし、脳震とうになっても自分では中々気づけません。


脳震とうは複雑なうえにCTなどでしっかり検査を行っても、はっきりとは分からないため、熟練の医師の先生でも的確に診断することが難しいとされています。


脳の病気や怪我は深刻な場合、治療に時間がかかりますが、脳震とうになっても殆どの方が受診しようとしません。脳震とうを頭痛と同程度に考えてしまうからです。


多くの方が頭痛程度で病院に行くのをためらってしまうので受診を先延ばしするのです。





■脳震とう診断テスト!


脳震とうかどうかが自分で分る診断テストがあります。


脳震とうが疑われる場合は以下の点を確認してみてください。


(1)
 
利き足を前にして立ちます。
 
 
(2)
 
かかとに反対の足のつま先をつけます。
体重は両方の足に均等にかけます。
 
 
(3)
 
両手を腰にあて目を閉じて、
20秒間姿勢を保ちます。
 
 
このテストを行って5回以内にできればOKです。


もし5回やっても5秒も出来ない場合は出来るだけ早く病院に行きましょう。


5回やって20秒出来ない場合、気になるようでしたら念のため病院に行きましょう!。脳震とうの怖いのは進行性のある怪我なので、放置すると悪化してしまいます。


脳震とうは体を休めれば大抵症状は治まりますが、場合によっては断続的に痛みが生じることがあります。時間がたってから症状がでることも少なくありません。


1週間以上続くようでしたら病院を受診しましょう。