83.png




■マイコプラズマ肺炎とは?


今回のテーマは、「マイコプラズマ肺炎」です。マイコプラズマ肺炎は咳が長引くことが特徴で、誰でもかかる可能性がありますと、特に5歳から9歳の子供がかかりやすいです。


症状は風邪に似ているため、見過ごされやすい病気です。


マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマという病原体が起こす肺炎です。


このマイコプラズマはちょっと変わった病原体でして、一般的な「風邪のウイルス」よりも少し大きく、細菌よりは少し小さいといった特徴があります。



出典:「健康ぷらざ」












■マイコプラズマ肺炎の特徴


通常病原体はこの病原体にかかった方の咳ですとか、くしゃみなどから飛沫して感染する、
保育園ですとか、学校などで集団発生する場合もあります。


マイコプラズマは体の中に入って発症するまでおよそ2~3週間の潜伏期間があります。


通常の風邪に非常によく似ているので、見過ごされやすいので注意が必要です。


例えば病院を受診されて、診察をしても呼吸の音はして悪くない、熱も高くない検査所見
もそれほど悪くない、一般的に言うと熱は大したことがないのに咳がひどくて長引く...


また、咳が主体になるというのが特徴だと思います。


マイコプラズマ肺炎は集団で生活する小学校などで感染が広がることが多いです。





■マイコプラズマ肺炎の検査


発症するのは小学生の7歳から9歳に多く、まれに1歳から2歳の発症もあります。


マイコプラズマ肺炎は風邪の症状に似ていることから、自己判断で風邪薬などを服用する
だけで病院に行かず、治療が遅れて長引いてしまうことがあります。


ですので、もし咳が続く場合は迷わず病院を受診しましょう。


マイコプラズマ肺炎は血液検査とレントゲン検査をします。


血液検査でベッドサイドでの「迅速検査」これは採血し、マイコプラズマのIGM抗体という
ものを計測するわけですが、検査自体はその場ですぐに分ります。


マイコプラズマに感染すると1~2週間してからでないと陽性になりません。


非常に初期からはわかりにくいと思いますね。先ほどお話したように呼吸もそれほど悪く
ないし、熱も続いてないのに咳がひどいということが普通に続きます。


しかし、レントゲンを撮ると非常に重症の肺炎像が見つかったりすることがよくあります。





■マイコプラズマ肺炎の治療


レントゲン像では、通常肺は空気ですから黒く写ってきます。両肺の真ん中に心臓が白く
写ってくるんですけども、炎症が強いと、この本来黒い肺が白く写ります。


例えば、白く写ってる境界線心臓との境界線がわかりにくくなったり、これはシルエット
サインと言いますけれども、そういうものを見て、通常医師は肺炎の診断をします。


マイコプラズマ肺炎の治療は、咳を止める薬や痰をとる薬の処方に加えてマイコプラズマ
肺炎に有効な抗生物質などで治療するのが一般的とされています。


マイコプラズマは人の咳いですとか、くしゃみなどで飛沫感染しますので、咳が出る方は
人に移さないために、やはりマスクというのは大事だと思います。


人から貰わないためにはやはりいつも言われるんですけれども、こまめに手洗いとうがい
をして、人ゴミ等には出かけないようにするほうが、恐らくいいんではないかと思います。


手を洗うときは爪の先から手首まで流水でしっかり洗い流すことが大切です。


今年はマイコプラズマは非常に発生が多いようですので、咳が長引く、2週間も3週間も
続いたり、「おかしいな?」と思った時は早めに近くの病院に受診してください。