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■脳腫瘍とは?


今回のテーマは「脳腫瘍」です。脳腫瘍は、10万人中10人から15人が発症すると
いわれています。子供から大人まで年齢に関係なく発症する可能性があります。


脳は頭蓋骨の中にあって、髄膜という膜に包まれています。


また、大脳、小脳の脳幹などに分かれていて、機能を分担しています。


脳の働きの主なものは手足を動かしたりする運動機能や見たり、聞いたり、触ったり、
また、嗅いで味わったりする「感覚機能」などがあります。


そして、人が生きていくうえで欠かすことができない、考えたり、感情表現をしたり、
学習したり、記憶したり、話をしたりするような活動も脳の重要な働きです。


また、脳の中心には脳幹という場所があって、そこには呼吸中枢があり、生命の維持に
関わっており、この場所に脳腫瘍ができると、それらの機能が障害されやすくなります。


脳腫瘍は脳を保護している頭蓋骨の内側、脳や脳神経にできる腫瘍です。



出典:「健康ぷらざ」













■脳腫瘍の原因と症状


腫瘍には良性と悪性があります。脳腫瘍の発症の原因は遺伝子の変異とされていますが、脳腫瘍治療につながる決定打となる原因は依然として明らかになっていません。


しかし、胃や肺といった臓器ががん出来てしまったことにより、血液やリンパ液と一緒に脳に流れたことで脳内にがんが生じてしまう転移性の脳腫瘍は明確な原因の一つです。


mた、腫瘍の進行を助長したり発症リスクを高める物として以下の物が挙げられます。


(1)高タンパク・高脂肪食品の過剰摂取

(2)過度のストレス

(3)喫煙

(4)他の臓器にがんがある

(5)身内に脳腫瘍を発症した人がいる



また、脳腫瘍の症状についてですが腫瘍が増大して頭蓋内の圧力が上がると「頭蓋内圧亢進症状」といって脳が圧迫を受けることで、頭痛や嘔吐が起きます。


そして、脳の腫瘍ができた場所によって、以下のような症状が起こります。


(1)視力低下

(2)意識障害

(3)認知症

(4)尿失禁

(5)失語症

(6)感覚障害

(7)視野障害

(8)運動麻痺





■日常生活での注意点


日常生活において注意が必要な頭痛は、片頭痛よりも、頭痛の経験がなく、50歳以降に初めて出てきたような頭痛ですとか、長く続いて次第に強くなっていくような頭痛。


また、突然に出てくるような頭痛にも注意が必要です。



ここで注意が必要な頭痛のチェックです。


(1)長く続き次第に強くなる頭痛

(2)突然起きる頭痛

(3)日常的に頻度と強さが増す頭痛

(4)50歳を過ぎて起きる頭痛

(5)認知症状や運動麻痺などの
   神経障害と同時に起きる頭痛



多くの方が単なる頭痛と勘違いして、治療を遅らせてしまうケースが少なくありません。頭痛くらいで病院にいくのは気が引けるといった思いから、市販薬で痛みを我慢します。


当てはまる場合は、すみやかに脳神経外科などの医療機関を受診してください。





■脳腫瘍の検査と治療とは?


検査はCTやMRUなどの画像診断で行います。脳腫瘍の基本的な治療は手術です。


良性の腫瘍の場合、周囲との境界が明瞭であるため、全摘質が可能となります。


悪性の腫瘍は手術のみでは治療効果は期待できません。原則的に手術によって摘出し、そのあとに放射線療法や化学療法などの補助療法を行います。


悪性腫瘍は周囲の組織に染み込んでいくように広がります。


正常な組織との境界が不明瞭で完全な治癒が難しくなります。


脳腫瘍は早期発見によって適切な治療を受けることが大切です。


長引く頭痛や次第に強くなる頭痛がある場合には、早めに医療機関を受診しましょう。


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