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■今回のテーマは「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」
 
 
今回ご紹介するYoutube動画は、「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」について分かりやすく解説しています。ADHDは、attention deficit hyperactivity disorderの略称です。
 
 
文部科学省の調べによりますと発達障害の可能性のある小中学生がすでに6.5%に達し、推計でおよそ60万人に上っており、40人学級で1クラスにつき2、3人の割合です。
 
 
親御さんの中にはADHDという存在がどういうものか知らない人も少なくありません。
 
 
「うちの子は少しおかしい」といった悩みを誰にも相談することができずに苦しんでいるケースが多いので、やはりADHDに関する正しい知識がどうしても必要です。
 
 
国内には、「発達障害情報・支援センター」という発達障害専門の支援団体があります。悩む前に「発達障害情報・支援センター」を利用し、相談されることをおすすめします。
 
 
以下のサイトから最寄りの相談窓口を調べることができます。
 
 
「発達障害情報・支援センター」

http://www.rehab.go.jp/




■ADHDとは?
 
 
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発達障害の一つである「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」とは、発達年齢に不釣り合いな行動が見られる人のことを指し、子供だけでなく成人の間でも増えています。
 
 
正確にいうと子供の頃にはADHD自体一般に殆ど知れ渡っていなかったため、大人になってADHDと診断されて初めて自分がADHDであることを知るケースが多いです。
 
 
ADHDは、脳の機能のちょっとしたバランスの不具合から生じる「乳幼児期」から出てくる発達の偏りのことを言い、大きく別けて3つのタイプがあります。
 
 
まず1つは、主にコミュニケーションに困難さを持つ広い意味での自閉症、自閉症の仲間とされている「 自閉症スペクトラム(Autism spectrum) 」というのが一つです。
 
 
それから2番目が今日お話をする他動とか落ち着きがないタイプの注意欠陥・多動性障害ADHDというふうに言われていますが、それが2つ目になります。
 
 
それから3つ目が学習障害といわれているものです。この注意欠陥・多動性障害(ADHD)の子供さんは、子どもの中の5%ぐらいにいるといわれています。ですので、決して珍しいものではないです。
 
 
このADHDといいますのは、 attention deficit hyperactivity disorder(アテンション・ディフィシット・ハイパーアクティビティー・ディスオーダー)の略です。このため、ADHDと一般的に言われてることが多いです。
 
 
 
 
 
■ADHDの症状
 
 
このADHDですが、大きく3つの症状の柱があります。それは「他動」、「不注意」、「衝動性」です。
 
 
これらの行動の特性が極端に強くて保育園、幼稚園、学校などでの集団生活で上手くいかなかったり、場合によっては学業に支障を生じている人をADHDというふうに診断します。
 
 
他動とは「じっとしているのが苦手で動きまわってしまう」とか、学童児さんだと椅子に座るも、手悪さをしてしまうとか、とにかく体が動いてしまう症状のことを指します。
 
 
あるいは過剰にお喋りをしてしまう、お喋りしすぎるような症状も他動の行動の一つです。
 
 
それから2番目の不注意ですけれども、不注意というのは気が散りやすいとか、集中力に欠けるとか、しょっちゅう忘れ物をするとか、そのような行動の特徴をいいます。
 
 
3番目の衝動性ですけれども、「衝動性」というのは思いついた行動を突発的にしてしまうとか、順番が待てないとか感情のコントロールができないなどの行動の特性のことです。
 
 
注意欠陥・多動性障害(ADHD)は学校生活や日常生活の中で様々な困った事がでてきます。ですので、早い段階でつまずきの原因を見つけて対応することが大切です。
 
 
ADHDの診断ですが、子供さんとご家族と受診して頂いて診察をさせていただいたり、問診といって、患者さんの普段の様子をできるだけ事細かく聞かせてもらいます。
 
 
発達検査ですとか、あるいはより行動を客観的に見るための行動のチェックリストというものがありますので、そういったものを使って総合的に診断していきます。
 
 
 
 
 
■ADHDの対応
 
 
まず大事なことは、環境を調整してあげることです。
 
 
この子供さんたちはとても気が散りやすいので、何かに集中させようと思うと、目に入ること耳から聞こえることの感覚の調整をする必要がありますから...
 
 
できるだけうるさくない、あるいは色々なものが見えないという環境が大切です。ですので、そうした環境を周囲の大人たちが出来る範囲内で調整することが大事です。
 
 
基本的にADHDと診断されてしまう落ち着きのない子供さんたちというのは、他の子に比べまして、両親や先生といった周囲の大人から叱責や注意を受けている事がとても多いです。
 
 
それが重なると、「僕は頑張ってってるのに、うまくいかない」とか、「どうせ僕は...」「なんでいつも僕ばかり...」というふうに自己評価がどんどん下がってしまいます。
 
 
その結果として、更に情緒が不安なっていって落ち着きがなくなるという二次障害という状態になりやすいので、どうしても接し方に関しても注意が必要です。
 
 
このようにADHDの子供さんに対しては、できるだけすぐに身近な人、家族や学校の先生が環境や子どもへのかかわり方の工夫をしていただくことがとても大事だと思います。
 
 
 
 
 
【動画出典】健康ぷらざさん
 
「注意欠如・多動性障害(ADHD)」