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■ 今回のテーマは認知症予防
 
 
今回ご紹介させていただく動画のテーマは「認知症予防」についてです。精神科医であり、人気作家でもある樺沢紫苑医師が認知症について非常に分かりやすく解説しています。
 
 
基本的に「物忘れ」は高齢(60歳以上)になってから現れるものとされていることから、一般的に認知症は高齢になって発症する特殊な病気と認識されています。
 
 
しかし、最近は認知症の一種である「アルツハイマー病」が若年層の間でも広がってます。少しずつではありますが、認知症=高齢者という考え方が崩れ始めています。




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■ 認知症と遺伝について
 
 
動画内で樺沢先生が言及されていた通り、「家族性アルツハイマー病」といって、遺伝的にアルツハイマーが発症しやすい家系があることがすでに明らかになっています。
 
 
こういった特殊な遺伝子を持つ人たちを長年に渡って研究したことにより、認知症を発症するメカニズムが明らかになりました。認知症が発症するまでには長い年月を要します。
 
 
認知症を患う人の脳には老人斑といって、アミロイドβタンパクという毒性の高いものが沈着し、徐々に脳の働きを悪化させていきます。その行き着く先が認知症です。
 
 
最先端技術を駆使すると、その様子が画像としてみることができます。
 
 
 
 
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■ 認知症が発症するメカニズム?
 
 
そうした長年の研究によって分かったのが、例えば60歳で認知症を発症した場合は、その10年ほど前に老人斑が出来ていることが明らかになっています。
 
 
ですので、認知症は60代に入って突発的に起こるものではなく、老人斑が付着してから10年程度の年月をかけて起きるわけですから、将来を見据えた予防が重要になります。
 
 
最近物忘れが酷いからといって、急に脳トレなどを始めたとしても、一過性の予防策では残念ながら大した効果は期待できませんので、長期的に取り組む必要があります。
 
 
そうしなければ逆に強いストレスを脳に与え続けてしまうので、認知症の症状が悪化する可能性すらあります。そうならないためにも正しい知識が必要です。
 
 
 
 
 
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■ 認知症の予防策
 
 
ではどうすればいいか、認知症の症状がはっきりと現れるのが60代に多いのであれば、できるだけ早い段階で認知症を予防するための対策を取る必要があります。
 
 
樺沢先生は40代後半から対策を取ることを薦めています。
 
 
認知症予防に最も有効な方法が運動(有酸素運動)です。とはいっても激しいスポーツは、健康どころか身体を消耗するだけなので、正直あまりオススメできません。
 
 
ウォーキング、ストレッチ、軽めのジョギングなどがいいようです。運動の目安ですが、週2~3回、1時間程度の有酸素運動がいいようです。これだけで、アルツハイマー病を発症するリスクが3分の1程度に抑えることができます。
 
 
こうした予防策を60代に入って、定年をきっかけに始めても遅いので、40代、50代から適度な運動をしましょう。これが今できる認知症予防としては最も効果が高いです。
 
 
 
 
 
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■ でも今からでも遅くない?
 
 
では、60歳を過ぎている人が今から始めても遅いのかといえば、私はそうは思いません。認知症の症状を進行させるのを大幅に抑えることができると思います。
 
 
実際にそういった方々を目の当たりにしていますので、ああっ自分はもうだめだと思うのではなく、今できることを始めることが大切なのだと思います。
 
 
 
 
【画像】 We Heart It
 
【画像】 Pinterest
 
【画像】 wikiHow
 
【動画】 精神科医:樺沢紫苑先生
 
「認知症予防 物忘れは出てからでは遅すぎる!」