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■今回のテーマは「COPD」


今回は「COPD」がテーマです。


先に下にある吉田たかよし先生の動画を
ご覧いただくと分かりやすいと思います。


COPDは、Chronic Obstructive Pulmonary
Diseaseの略称で、日本語では慢性閉塞性
肺疾患という肺の機能に障害が生じます。


COPDという病名自体は、一般的にあまり
馴染みがないかもしれませんね。


しかし、すでに国内で500万人以上も
発症しており、日本人の死亡原因10位
ですから、無視することができません。


COPDは、とても怖い病気なんです。













■肺の仕組みについて


下図にあるとおり呼吸をするために必要な
気管があって、気管支があって、気管支が
別れて細気管支になっていきます。


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健康な肺というのは、細気管支の先が
肺胞といって、果物の「 ぶどうの房 」
のような形をしています。


ぶどうの房の部屋の部分に空気を出し入れ
することで呼吸をすることができます。


ここに炎症が起こってしまうと、
部屋を仕切っていた壁が壊れてしまいます。


炎症を起こしてしまったことによって、
空気の出し入れがしにくくなります。


とくに吸った空気を吐くのが困難になり、
このため、COPDを発症してしまった肺は
どんどん膨らんでしまいます。


その結果として、肺の下にある「横隔膜」
がつぶされてしまいます。



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■COPDの症状とは?


先ず初期の段階では、ちょっとした階段
に登るだけで息切れを起こします。


気道に炎症を起こしているので、
常に痰が沢山でてきます。


その影響で咳もでてきます。


また「喘鳴」といって呼吸の際にゼーゼー
させながら呼吸することになります。


COPDが特殊なのは、息を吸うことよりも
吐くことが難しくなります。


肺の中に圧力を加えて吐き出すので、
口をすぼめて小出しに空気を吐き出します。


それを「口すぼめ呼吸」といいます。


肺が大きくなってしまうので、
当然胸の辺りが膨らんでしまいます。




■COPDの原因とは?!


COPDの原因の90%はタバコです。


また、加齢、感染を繰り返すといった
ケースも少なからずあります。


また、解体作業のような仕事の関係で
ホコリやガスを長年に渡って吸い続けて
きた場合もなりやすいです。


COPDは、とても怖い病気なんです。




■COPDの治療とは?!


COPDを発症したことによって、
変形してしまった肺の状態を元の状態に
戻すための治療法はありません。


残念ながら、できるだけ悪化を抑える
ことしか現段階ではできません。


ですので、できるだけ早めに医療機関を
受診しなければなりません。


COPDの治療法は、まず喫煙しているので
あれば、まず禁煙しなければなりません。


それから症状に応じて薬物療法や
呼吸リハビリテーションなどを行います。


さらに重症化した場合は、酸素療法や外科
療法が行われるケースもあります。