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■今回のテーマは「大動脈瘤」


今回は「大動脈瘤」がテーマです。


先に下にある吉田たかよし先生の動画を
ご覧いただくと分かりやすいと思います。


大動脈瘤は、大動脈にコブが出来てしまう
わけですが、代表的なのが胸部大動脈瘤、
腹部大動脈瘤の二つです。


怖いのは両方とも自覚症状がほとんどあり
ませんので、早期発見が難しいです。


大動脈瘤が破裂してしまうと、
現代の医療をもってしても、約半数以上
の方が命を落としてしまいます。


つまり、大動脈瘤を早期発見するには、
正しい知識がどうしても必要です。













■今回のテーマは「大動脈瘤」


大動脈瘤ができやすいのが、胸部大動脈と腹部大動脈です。これらの径が拡大することに
よって、こぶができてしまい、そのまま放置すると破裂し、大変なことになります。


大動脈瘤の大半が径の拡大が少しずつ進んでいくため、初期の段階では症状がありません。
とくに、胸部大動脈は胸の中にあるので胸部大動脈瘤の自覚症状がほとんどありません。


胸部X線写真で影が見ることによって発見されることが極稀にあります。


一方、腹部大動脈瘤は、胸部大動脈瘤よりも発見されることが多いのですが、症状として
痛みがあるわけではないので、残念ながら見過ごされることも多いです。


また、大動脈瘤の原因については、これといった決定打になるものが解明されていません。
しかし、大動脈瘤は圧倒的に高血圧の人に起こりやすい病気であることは間違いありません。


また、身内に大動脈瘤の人がいると起こりやすいとされ、遺伝的傾向が認められています。


大動脈は常に圧迫された状態にあるので、高血圧の人はそうでない人よりも動脈の拡大が
起こりやすいため、動脈の径の拡大があるならば、定期的に健診を受ける必要があります。



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■大動脈瘤の検査について


胸部大動脈瘤の有無は、胸部X線検査とCT検査で調べることができます。


上述した理由から、胸部X線検査は見過ごされてしまうことも多いです。


ですので、正確性を求めるなら断然CT検査がおすすめです。CT検査なら手術の必要性まで
即時に判断することができるので、よりスムーズに対応することができます。


また、腹部大動脈瘤について腹部エコーや腹部CT検査が一般的です。腹部エコー検査は、
腹部大動脈瘤が見逃されることがありますので、こちらもCT検査が断然おすすめです。


CT検査なら腹部大動脈の状態を正確に把握できるので、手術が必要かも判断できます。


見つかった大動脈瘤が小さい場合は血圧を下げることによって、大動脈瘤の破裂を抑える
ことができます。しかし、高血圧治療よりも厳格な治療が必要になります。


中高年の方々が生活習慣を少し改善するレベルではどうにもなりません。


かえって血圧が乱高下することとなり、破裂への道を突き進むことになりかねません。


しかし、大動脈瘤が大きな場合は、そうもいってられません。





■大動脈瘤の治療について


血圧を下げるのと平行して人工血管を装着します。大動脈瘤を切り取って人工血管を置換
する高度な手術を行います。これは本当に高い技術が必要となる手術です。


医師の技術格差が激しいことから成功率が非常に低いのですが、ステントグラフトという
治療法が開発されたことによって、大動脈瘤の治療がより一層進化しています。


ステントグラフトによって、手術を行なう必要がなくなりました。


カテーテルと一緒にステントグラフトを大動脈瘤のところまで持っていきます。


ステントグラフトを膨らませると中にトンネルができます。これだけで大動脈瘤の破裂を
防ぐことができます。ただし、ステントグラフトにも弱点があります。


血管が枝分かれしてしている部分にはステントグラフトを装着できません。


ですので、その場合は人工血管で対応することになります。


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