536_20160328232233a3f.png



 
 
■増え続ける認知症患者
 
 
今回のテーマは「認知症」です。厚生労働省から発表されている認知症患者の総数は、2012年の段階で462万人に達しています。
 
 
2025年には700万人を突破し、65歳以上の方の5人に1人は認知症になると予想されています。本当にこれは大変なことですよね。
 
 
このレベルにまで達すると、介護施設をどれだけ増やそうが対応できません。
 
 
ですので、コレまで以上に心と体の健康が重要になるわけですが、最近では30歳代の若い世代の間でも認知症が発症するケースが増えています。
 
 
ということで、年齢に関係なく、今から取り組むべき認知症予防について解説させていただきます。動画もあわせて御覧いただければ幸いです。



535.png
 
 
 
 
 
■それは単なる物忘れではない?
 
 
認知症予防は40代に入ったら欠かすことができないほど重要です。急に人の名前が覚えられなくなったり、知っている人の名前が出てこなかったり、ぼっーとしていて気がついたら、服を脱いでいて「なにをしているだろう」と急に我に返って慌てたり...
 
 
「なにしにこの部屋に来たんだろう」といったことがありませんか?。このような経験が誰にでもあるかと思います。この状態を脳が空回りしているといいます。
 
 
記憶というのは、脳の各部屋にそれぞれの情報が格納されている状態です。
 
 
記憶が空回りしているという状況は、例えば101号室にある情報が欲しいのに隣の103号室のドアをノックしているような状態です。
 
 
脳の命令系統が無駄な動きをするので、空回りしているわけですね。
 
 
家族や友人のそんな姿を見たり見られたりしながら「もうお互いそんなに若くないから」と笑っていられればいいのですが...。実は、これらのことは、よくあることでは済まされないんです。
 
 
 
 
 
537_20160328232232cca.png
 
 
 
 
 
■軽度認知症の恐怖とは?
 
 
例えばそのまま放置すると、軽度認知障害が進んでしまうこともあるんです。
 
 
軽度認知障害というのは、正常な状態と認知症のちょうど中間地点にある状態です。
 
 
空回り脳がひどくなると軽度認知障害になるリスクが次第に高まります。
 
 
例えば言葉を思い出せない、物をなくすなどです。
 
 
物忘れがひどくなってはいるが、日常生活には問題のレベルがまさに軽度認知障害です。
 
 
軽度認知症と診断された方の約7割の方が5年以内に認知症に進行してしまいます。
 
 
つまり「空回り脳」が認知症の入り口なんです。しっかり空回り脳を気づくことが非常に大切なんです。多くの方が加齢によるものとして、治療をしないで放置してしまいます。
 
 
しかし、症状はどんどん悪化してしまうので、医療機関を受診しましょう。
 
 
医師の指示に従って根気よく治療を受けることによって、認知症の進行を抑えることができますので、あきらめないでください。
 
 
自分でなんとかしようとすると、治療を先延ばしするだけなので、できるだけ早い段階で医療機関を受診されることを強くおすすめします。
 
 
 
【出典】
 
「認知症をくい止めよう「生活スタイルで予防」