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■今回のテーマは「胆石症」


今回は、「胆石症」がテーマです。


先に下にある吉田たかよし先生の動画を
ご覧いただくと分かりやすいと思います。


食の欧米化が進んだことによって、
日本人の間でも胆石を持つ人が増えてます。


すでに成人の10人に1人は
胆石をもっているとされているので
その数1000万人に達しています。


胆石は高齢者のにも多く、検査で見つかる
ケースが少なくありません。


2025年まで65歳以上の高齢者が増え
続けることが予想されています。


それに連動する格好で胆石を持つ人が右肩
上がりで増えることになりそうです。


意外にも男性よりも女性に多い病気です。


食後に強い痛みを感じながらも、
「年齢的な問題」と勘違いして我慢して
しまうケースが少なくありません。


放置すると命の危険にさらされる可能性
が高いので、痛みを感じたら速やかに
医療機関を受診しましょう。









胆石の原因とは?


胆石は以下のとおり三つの種類あります。


(1)胆のう結石

(2)肝内結石

(3)胆管結石


胆石の中で一番多いのが「胆のう結石」で、全体の約8割を占めるといわれています。


肝臓では胆汁という消化液が作られ、それが胆のうに送られて10倍程度に濃縮されます。


そして、食べ物が十二指腸に送られてくると、そのタイミングにあわせて胆汁が十二指腸
に送られます。これにより食した食べ物がきれいに消化されるわけです。


肝臓の中にできる肝内結石、胆管の中にできる胆管結石があります。


胆石の種類ですが、これも以下のとおり三つあります


(1)コレステロール石

(2)ビリルビンカルシウム石

(3)黒色石


コレステロール石は、コレステロールが固まることによって出来ます。


胆汁は余分なコレステロールを捨てる働きもあります。胆のうの中にでコレステロールが
溶けきれずに残ってしまうと、それがそのままコレステロール石となります。


ですので、胆のう石の大半はコレステロール石なんです。


一方、肝内結石と胆管結石の大半がビリルビンカルシウム石です。


胆石ができると強い痛みが身体に生じます。しかし、一日中痛むわけではありません。
その大半が食後の数十分間から2時間程度に限定されています。


赤血球の中にあるヘモグロビン赤血球は120日間経つと壊れてしまいます。


そのヘモグロビンが肝臓で代謝するとビリルビンができます。


それを胆汁と一緒に捨てているわけですが、それがカルシウムと結合することによって、
ビリルビンカルシウム石となって、こちらも食後に強い痛みが生じます。


最後の黒色石は色々なものが交じり合って出来ます。





■なぜ痛みが生じるのか


食べ物が十二指腸に送られ消化が始まると胆のうが縮み、中にある胆石が壁にダメージ
を与えることから強い痛みが生じます。2時間すると胆のうが再び広がります。


これにより、痛みが自然と和らぎます。軽症の場合は痛みも小さいですが、それを放置
すると症状はどんどん悪化することになりますので、注意が必要です。


放置すると胆のうに強い炎症がおこり、最悪の場合命の危険にさらされます。


そうならないためにも、医療機関を受診しなければなりません。


経静脈的胆道造影検査(DIC)は胆のうの機能をある程度把握することができます。
磁気共鳴胆管膵管造影(MRCP)より体の負担が少なく、効率よく胆のうを調べられます。


このため単なる胆のう結石の診断ではありません。胆のう摘出術前に胆のうと胆管の位置
の確認にはじまり胆管結石の有無を把握するために行います。




■胆石の治療について


胆のう石の治療についてですが、代表的なのが以下の三つになります。


(1)胆のう摘出術

(2)胆石溶解療法

(3)体外衝撃波結石破砕療法


胆のう結石の治療についてですが、最も行われているのが胆のう摘出術です。


腹腔鏡下胆嚢摘出術は世界的な標準的治療法で、これまでの開腹胆嚢摘出術と異なり、
お腹の傷が小さくてすみますし、術後の回復も早く、早期に退院できるのが魅力です。




胆のう石の治療についてですが、代表的なのが以下の二つになります。


(1)内視鏡的治療法

(2)外科的治療法


外的治療法はお腹を開かなければならないので身体への負担が大きいです。こうした理由、
から、胆管結石と肝内結石の治療は、圧倒的に内視鏡的治療法が多いです。


内視鏡的治療法で取ることができない胆石のみ外的治療法が行われます。いずれにしても、
放置すると治療がより困難になるので、出来るだけ早く医療機関を受診しましょう。