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■今回のテーマは膵炎!


今回ご紹介させていただく動画のテーマは、
「膵炎」についてです。


「ミルメディカル 家庭の医学」さんが
 非常に分かりやすく解説されています。


膵炎とは膵臓に炎症が起こる疾患です。


膵炎には、「急性膵炎」と「慢性膵炎」
の二つの種類があります。


主な発症原因は以下のとおりです。


(1)過剰なアルコール

(2)胆石

(3)検査や手術による腹部の外傷

(4)薬による副作用

(5)脂質異常症



今回の動画も非常に分かりやすく
シンプルに解説されています。












■膵炎とは?


膵臓はこれだけ重要な臓器でありながら、その働きについて意外と知られていません。


基本的に膵臓は、蛋白分解酵素など食べ物を消化・分解する酵素を生成し、分泌します。


急性膵炎は、様々な原因によって活性化された膵酵素(すいこうそ)が自分の膵臓を消化し、膵臓や膵臓周辺の臓器に炎症と障害を引き起こし、強い痛みが生じます。


短期間で完治する「多臓器不全」、最悪の場合死に至る「重症急性膵炎」まで、さまざまなケースがあります。一年簡に膵炎が発症した患者の数は約3万5000人です。


そのうち「重症膵炎」は約5000人と推定されています。急性膵炎は、アルコールとの因果関係が非常に強いため、膵炎が発症するのは圧倒的に男性で、女性の約2倍です。


薬物療法が飛躍的に進化したため、膵炎の治療法も大幅に改善され、膵炎による死亡は、すでに低下傾向に入っているのですが、それでも10%近くあります。


主な急性膵炎の原因は、以下の通りとなっています。


(1)過剰なアルコール

(2)胆石

(3)検査や手術による腹部の外傷

(4)薬による副作用

(5)脂質異常症




■急性膵炎の主な症状とは?


急性膵炎の症状で最も多いのが上腹部痛で、膵臓の炎症が他の臓器にまで広がってしまうことも少なくないため、痛みが生じる場所がかなり広範囲であることも特徴です。


その痛みは軽度のものであれば問題ありません。痛みの程度は軽いものから、屈強そうな男性でものたうち回るほど強烈な痛みが症状場合まで実にさまざまです。


急性膵炎の痛みは、突然痛みに襲われることもありますが、油分の多い食事をしたあとや、アルコールを多く飲んだあとに突然襲われることも少なくありません。


痛みを和らげる方法として、膝を曲げて腹ばいになることで痛みが緩和されます。


そのほかの症状としては吐き気、嘔吐、食欲不振、発熱などがあります。


症状は、徐々に出てくることもあれば、突然現れることもあります。


また、知らないうちに痛みがなくなってしまう場合もあります。ま次第に症状が悪化して、意識障害やショック状態(蒼白、血圧低下など)を起こすこともあります。





■急性膵炎の検査とは?


検査で重要とされているのは、腹部症状・所見だけでなく、血液や尿中の膵酵素の上昇、あるいは画像診断で「急性膵炎」の異常所見がみられることを確認することです。


膵臓の病気を調べるにはアミラーゼの検査が一般的で、その大半は血清アミラーゼです。アミラーゼは膵炎で上昇しても、血液中で高い値をつけた状態を維持するのが困難です。


このため、症状が出てってから受診すると、すでに正常化しているケースが多いです。


また、アミラーゼは膵炎以外の原因でも上昇するので一概に、膵炎と判断できません。

 
ですので、膵型(p型)アミラーゼや、血中リパーゼ測定が有効とされています。





■急性膵炎の治療について


急性膵炎の治療は、絶飲絶食による膵臓を安静して過ごすことや、十分な輸液の投与です。また食事は膵臓を刺激して膵酵素の分泌を活発化していきますので痛みが生じます。


これにより膵炎を悪化させてしまうので、急性期には絶飲絶食を行わなければだめです。


また、膵炎は炎症によって大量の水分が失われていますので、多量の輸液が必要です。


急性膵炎特有の腹痛などの痛みに対しては、鎮痛薬を使用します。また、膵酵素をできるだけ効率よく抑えるために「蛋白分解酵素阻害薬」がよく使われています。


重症膵炎では、合併症リスクが高いため、合併症を防ぐための治療がどうしても必要です。このため場合によっては「集中治療室」での全身管理が必要になります。


また、「血液浄化療法」や「蛋白分解酵素阻害薬」の「動脈注射療法」などの特殊な治療も同時に検討されますので、そうならないためにも常日頃から健康管理が重要です。