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■今回のテーマは「熱中症」


今回は、熱中症について解説しています。
先に下にある吉田たかよし先生の動画を
ご覧いただくと分かりやすいと思います。


毎年夏になると熱中症で亡くなられる方の
ニュースが連日のように報じられます。


2014年度の熱中症による死亡者数は、
487人で、その前年の半分以下です。


例年と比較して猛暑日が多いと
それに比例して死亡者数が増えます。


ちなみに猛暑日が多かった2010年は、
1000人以上もの方が熱中症で
亡くなられています。


そのうちの約8割が高齢者の方々です。










■なぜ熱中症になるのか?


熱中症は、暑さによって体に生じる障害の総称で、熱射病、日射病は重度の熱中症です。
どうして熱中症が起こるのかきちんと理解されている方は驚くほど少ないです。


人間の脳の奥には、「視床下部」という組織があって、その中にある「体温調節中枢」が
人の体温が一定に保たれるように調節するので、健康が保たれるわけです。


例えば体温調節中枢が体温の上昇を察知すると、皮膚の下に流れている血液の量を増やし、
汗をいっぱいかいて、その汗が蒸発するさいに気化熱を奪う形で体温が下がります。


しかし、体温調節中枢の機能が低下してしまうと、汗をかく量が減少したりします。


体温を正常な状態にコントロールすることが難しいので、体温がどんどん上昇します。
このため、高齢者を中心に熱中症で死亡されるケースが後を絶たないわけです。





■熱中症の症状と対策について?


しかしながら、室内で気温が高い状態にあると、どんなに汗をかいても蒸発しないので、
気化熱がなくならないことから、体温が下がりにくくなるので、注意が必要です。


汗が出続けることで体内の水分が不足し、汗と一緒に塩分もでてしまうので、水分や塩分
がどうしても不足します。水分も大事ですが、塩分も忘れずに補給して下さい。


熱中症に多い症状は以下のとおりとなっています。


レベル1

「症状」めまい、立ちくらみ、筋肉がつる

「対策」水分と塩分を補給し、涼しい場所へ移動します。


レベル2

「症状」頭痛、吐き気、嘔吐

「対策」水分と塩分を補給し、病院へ


レベル3

「症状」意識障害、けいれん、高体温

「対策」救急車を読んで病院へ




また、熱中症になりやすいのが高齢者や肥満、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を患って
いる人、アルコール依存症の方も熱中症になりやすいとされています。


屋外でサッカーなどのハードなスポーツやって熱中症になるよりも、室内で熱中症を発症
してしまうケースの方が圧倒的に多いので、室内だからといって安心できません。


最近は、飲料水や飴が熱中症対策のために暑さで不足しがちな栄養素をカバーしてくれる
ものが沢山市販されているので、こうしたもので水分と塩分などを補給しましょう。